目次
1 時間‐危機の都市史(危機と都市;ローマの都市構造―都市発展要因としての洪水;平安京・京都と危機;ミラノと水―古代都市システムの危機)
2 領域‐危機と居住(貞観地震・津波に学ぶ―陸奥国はいかに復興を遂げたか;都市社会と自然災害―中世および近代初期のトスカーナにおける河川氾濫;氾濫原・湿地・砂洲上の集落―16~19世紀新潟の蒲原平野を中心に)
3 文化‐共存と再生(ナポリ、永遠に再生しつづける都市;11世紀から19世紀における北イタリア平野の河川システムと都市・農村の生活;誕生から19世紀までのパドヴァ水系における危機;アジアの水都―災害と信仰・身体性・統治)