内容説明
1億円の現金より、たった1人の信頼をとれ。元メガバンク支店長が25年の銀行員人生で気づいた、お金では買えない、人生で最も大切なこと。
目次
第1章 ゼロからスタートする―信頼残高をどう積み上げていくか
第2章 エリート意識が危ない―誰もが油断して陥りがちな罠
第3章 行動と実績を見せる―人はどこを見て、何を信用するのか
第4章 数字に強くなる―お金の本質と信頼残高の関係
第5章 無形資産を蓄える―自分がしてきたこと、してこなかったこと
第6章 自分が操縦桿を握る―この人生の主導権は誰にあるか
第7章 ピンチをチャンスに変える―「人間万事塞翁が馬」の精神
著者等紹介
菅井敏之[スガイトシユキ]
1960年山形生まれ。1983年、学習院大学卒業後、三井銀行(現・三井住友銀行)に入行。個人・法人取引、およびプロジェクトファイナンス事業に従事する。2003年には金沢八景支店長(横浜)に、2005年には中野支店長(東京)に就任。48歳のときに銀行を退職。その後、起業し、アパート経営に力を入れる。また、2012年には東京の田園調布に『SUGER COFFEE』をオープン(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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mitei
175
資産形成で大事な基本は人との信頼関係なんだなと気付かされた。2015/09/19
金城 雅大(きんじょう まさひろ)
11
信頼残高が高いひと低いひと、確かにいますね〜。30を目前にして、他者のその多寡が何となくわかるくらいには、人を見る目が養われていると自負しています。元銀行員ということでお金の話が主でしたが、無形資産的信頼を積み上げていくことが重要ですね。2016/11/03
ケルトリ
4
『未来のより、過去の実績で人は評価する』。実績を残すことが大事であり、また実績を分かりやすく示しておくことが”信頼”を生み出す。2020/03/31
☆ツイテル☆
2
フライヤー2021/12/31
うしまる
1
信頼を積み重ねることによって、信頼残高が積み上がっていき、それがどれだけあるかで人生が大きく変わる。信頼残高を貯める手段は、日々の小さな行動の積み重ねである。誰にでもわかりやすい言葉で話す、自分を大きく見せない、感謝の気持ちを適宜伝えるなど。考えではなくて行動と実績こそが唯一の証明となる。行動に責任が伴うことを意識して、日々行動していくべきである。 『星の王子さま』に登場する「言葉ではなくて、行動に基づいて判断する」に通ずるものを感じた。2021/08/15