内容説明
三浦半島の久里浜からフェリーで約40分。その先にある房州は、海と山に囲まれた自然豊かな土地。遥か昔、政治の中枢があった畿内から、北方の常陸国を目指す時も、横須賀から馳水といわれる浦賀水道を渡ったという。それが、『古代東海道』と呼ばれるもうひとつの東海道だ。神代の伝説、歴史の息づく地で営まれる現在の房州へ出会いに、“潮風が通る道”を駆けめぐり、またも「大将」と「姉御」が感じるまま思いのままにしたためた極私小説的旅冊子。
著者等紹介
前田義生[マエダヨシオ]
大将。生まれも育ちも京都のグラフィックデザイナー。茶道の家元付教授だった祖母に幼少期から小難しく育てられる。2012年に東京日本橋に雑貨/ギャラリー「アムコカルチャー&ジャーニー」を開店。受賞歴:ドイツ国際カレンダー展、ADC、TCC、JTA他
瀬上昌子[セガミマサコ]
姉御。生まれも育ちも島根の編集&ライター。株式会社フェリシモにて商品企画などに携わる。退社し、広告デザイン制作プロダクションへ。さまざまな編集物や企業広告に携わり、アムコカルチャー&ジャーニーの店主としても奮闘中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。