内容説明
生ける世界遺産「ジャイアントパンダ」を活写!!パンダの生態を知り尽くした写真家周孟棋の、20年以上かけて撮影した写真を厳選。写真だけではなく、パンダの歴史や習性、現在の保護活動についても丁寧に解説した他に類をみない写真集。
目次
1 ふるさと発見
2 楽しく生きる
3 保護と生息地の回復
パンダ年代記
著者等紹介
周孟棋[シュウモウキ]
四川省成都出身。中国撮影家協会会員、中国ニュース撮影学会会員、中国芸術撮影学会会員。1970年軍隊に入る。1971年~1973年、1979年、1985年に重大軍事活動の取材撮影に参加。輝かしい功績により多くの賞や表彰を受ける。1987年、南京、楊州などで個展を開く。中国撮影家協会より「芸術・人格共に高い優秀会員」、「2008年震災救援優秀撮影家」の称号を授与。1989年、部隊から転職し現在に至る。「輝きに向かって―成都50年展」、「第28回国際芸術写真連盟(FIAP)写真展」、「成都の今―新中国成立60周年写真展」など大きな写真展の企画・運営に携わる
岩谷貴久子[イワヤキクコ]
翻訳者兼翻訳者養成講師。大学在学中および卒業後に中国南開大学に留学。企業勤務、中国語講師を経て、1993年より専業翻訳者。国家プロジェクト、国家間プロジェクトなどの大型案件を数多く経験する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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あじ
57
中国の木枯らし紋次郎パンダは、黒マントを羽織らずボレロを愛用している。イヤーキャップと長靴で統一感を意識し、アイメイクでかわいいタレ目に仕上げている。大昔から譲らぬ絶対的なアイドルの地位。その魅力溢れる野生パンダの生態を、長年撮り続けてきた写真に解説を付けて魅せてくれる。パンダ熱発症注意報。38.5℃‥99頁。ピークは40℃‥138頁。パンダの保護と生息地の回復活動を見守りたい。大判サイズの写真集です。2015/08/01
mame_maki
5
★★★・・・パンダさんの可愛い表紙に惹かれ手に取る。中国の雄大な景色とパンダさんのお写真素敵でした。パンダさんと言えば白黒、中国、笹、可愛い♡案外獰猛と言うイメージでしたが、孤独を愛し昔は肉食と言うのに驚きました。2015/11/14
takao
2
ふむ2020/04/04
てぃうり
2
パンダ好きにはたまらない一冊。自然の中で生きるパンダの生態が愛らしく、可愛いだけではない厳しさをも教えてくれる。著者のパンダ愛をひしひしと感じる。ぜひお会いしたいと思ってしまう。2015/09/09
鱒子
2
四川省の大自然で暮らす野生のパンダたちがメインの写真集です。保護区の赤ちゃんパンダはめちゃくちゃラブリーですが、意外なことに野生のパンダはキリッとしています。厳しい環境に適応したタフな種族だったのですね。そういえば熊は冬眠するけれど、パンダは冬眠なしで長い冬を乗り越えますねぇ。また、孤高を好む生き物で、繁殖期以外は他の個体とはほぼ没交渉だとか。まあ、しろくまカフェやパンダコパンダなどの作品からもマイペースな匂いはしてましたが。かわいいだけじゃないパンダの一面を見ることが出来る写真集です。2015/09/07