内容説明
仏教で、空の真理を象徴する「虚空」。本書は、それを体現する密教の女神を、人生の万象を以て憶念し、讃えようとした、宗教文学の新たな試みである。巻末では、著者の宗教哲学的な言語論と共に収録作品を解説し、仏教学術書出版への想いを語る。
目次
1 ヨーギニー二十四讃(空行浄土;光;ネット少女 ほか)
2 雑詠(追想三部作;輪廻と涅槃のエピグラム ほか)
3 短篇小説(時の輪;ある朝の松籟館;鎌倉猫又城戦記)
著者等紹介
安元剛[ヤスモトツヨシ]
1966年生まれ。密教美術研究家、株式会社起心書房代表取締役(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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