裁判員制度と法心理学

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  • サイズ A5判/ページ数 244p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784324087213
  • NDC分類 327.6
  • Cコード C3032

出版社内容情報

裁判員制度をめぐる、法律的議論と実証的議論の最前線を提供し、今後の裁判員制度が抱える課題をよりよく制度が機能する方策を考えていく。

内容説明

市民の司法参加がどのような意味を司法制度にもたらすのか。法律家達にとってどのような影響を及ぼすのか。裁判員制度を議論するための新しい視点を提供。

目次

裁判員制度と法心理学 総論(新しい裁判員制度に向けて;日本における陪審制度の歴史からみた裁判員制度 ほか)
裁判所に来て選任されるまで(人々は裁判員制度をどのように考えているか―意識調査から見た裁判員制度の課題;権威主義的パーソナリティと裁判員制度 ほか)
公判段階(裁判員制度と法廷技術―その理念とあり方;裁判員を法廷に迎えるために―日本弁護士連合会「法廷用語の日常語化に関するプロジェクトチーム」の成立・検討過程 ほか)
評議段階(裁判員法・刑事訴訟規則からみた裁判員制度における評議の制度的枠組みと法的・実務的問題点;評議についての計量言語学的分析 ほか)

著者等紹介

岡田悦典[オカダヨシノリ]
1973年生まれ、静岡県出身。1997年一橋大学大学院法学研究科博士後期課程修了。博士(法学)。日本学術振興会特別研究員(PD)、福島大学行政社会学部講師、同助教授を経て、南山大学法学部准教授。専門は、刑事訴訟法

藤田政博[フジタマサヒロ]
1973年生まれ、神奈川県出身。2006年東京大学大学院法学政治学研究科博士課程基礎法学専攻修了。博士(法学)。現在、政策研究大学院大学准教授。専門は、法と心理学、法社会学

仲真紀子[ナカマキコ]
1955年生まれ。福岡県出身。お茶の水女子大学大学院人間文化研究科博士課程単位取得退学。学術博士(お茶の水女子大学)。千葉大学講師、助教授、東京都立大学助教授を経て、北海道大学大学院文学研究科教授。専門は認知心理学、発達心理学、法と心理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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