内容説明
美とは何か、美術とは―。日本美術を愛し、パリとロンドンで19世紀西洋美術の変革に挑んだ巨匠の美術思想の変遷をたどる。
目次
パリ、一八五五年
ロンドン、一八五九年
ジャポニスム
レアリスムとの離別
ノクターン
エクレクティスムと肖像画
ピーコック・ルームとホワイト・ハウス
ラスキンと美術批評
ベネチア、一八七九年
北斎と暁斎
フリーアとフェノロサ
ホイッスラーとジャポニスム
十時の講演
著者等紹介
野上秀雄[ノガミヒデオ]
1945年生まれ。岡山大学理学部卒業。出版社勤務を経て文沢社代表。文学史、美術史などを研究。1982年カリフォルニア大学サンフランシスコ校訪問研究員(フルブライト・プログラム)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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