目次
1章 幕末志士の作法(志士の登場;志士の暮らし)
2章 攘夷派と佐幕派の作法(攘夷派の作法;新選組の作法 ほか)
3章 武器の作法(志士の軍装;志士の武器 ほか)
4章 幕末志士が作った維新の作法(新しい仕組み;新しい暮らし)
著者等紹介
小田部雄次[オタベユウジ]
1952年東京都生まれ。静岡福祉大学名誉教授。立教大学大学院文学研究科博士課程後期単位取得退学。国立国会図書館海外事情調査課非常勤職員、静岡福祉大学社会福祉学部教授などを経て、現職。専門は日本近現代史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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きみたけ
56
日本の大転換期に戦った人々を「幕末志士」と定義し、彼らの所作や暮らしぶりについてイラストを用いて詳しく紹介した本。監修は元国立国会図書館海外事情調査課非常勤講師、静岡福祉大学名誉教授の小田部雄次先生。映画やテレビなどの時代劇では描かれることのない、幕末志士たちの真の姿を垣間見ることができます。幕末志士の登場から彼らの暮らしなどを解説。また攘夷派と佐幕派のルール・作法、武器について、維新後の新しい仕組みや暮らしなどを詳細に描いています。2024/12/15
Taka
8
Amazon99円本。これから燃えよ剣読むつもりなので軽い予習。それにしてもペリー来航から15年で幕府は倒れた。まさに激動の時代。でも一方で15年かとも思う。ひしひしやばいぞでもゆるゆる時は過ぎて。遂にはどうにもならなくて倒れる。そして世界がガラリと変わる。これってこれから今まさにまた起ころうとしているのでは?うーんでも平成時代はなんとか30年やり過ごした訳だし。昔のコレラや風疹が流行った。昔は新選組かっこ良いなと思っていたけど今見返すとうわあなんか野蛮そうと思う。京都見廻り組とかと比べると。吉田松蔭2020/03/17
onepei
4
明治維新期の小ネタ集2019/12/08
ひ※ろ
2
★★★☆☆2022/05/28
櫛橋光
2
志士と言うと、維新に功績のあった人物や其なりの志を持った人物と言うイメージですが、本書では維新側旧幕府側問わずに幕末維新時代の人々を指してます。高い志を持った人ばかりで無く、主義思想関係無しに普通の人々にも焦点を当ててますわ。雑学的な事を分かり易くした載せてる本です。 写真は無くイラストのみですが、見易いイラストですわ。前半は武士階級がメイン、中盤は戦や軍、後半が市井の人々と大まかに分かれてますわ。 私的には、各藩毎の軍装や武器防具のイラストが分かり易くて良かったですわ。2020/02/17