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内容説明
19歳『ビギナー』でデビューから十余年。役者として、人として、「大人」になったミムラの軌跡を全43出演作品と一緒に辿る…。
目次
第1章 ありふれた日常で
第2章 たべものに誘惑されて
第3章 つれづれなるままに
第4章 あまたの人に恋して
第5章 こんな私ですが
第6章 眠れない夜に
第7章 十年電車に揺られて
著者等紹介
ミムラ[ミムラ]
1984年6月15日生まれ。女優(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆきち
76
ミムラさんは、学校で作った文集を一冊も持っていない。未熟な気持ちを書いた文章をとっておく必要はないと全部捨ててきたが、大人になって、こんなにも人を感じることができる物を捨てただなんてと思い、改めて自分を書くために本書を作ったということ。はしがきのエピソードだけで、ミムラさんの性格が少しだけわかった気がして、その後も興味深く読ませてもらった。面白かった。役者になって辛い日々もたくさんあったみたいで心配になったが、ミムラさんってすてきな人だなあと思えるエッセイだった。本をひと月に200冊は読むらしい。すごい!2022/10/13
itoko♪
76
ビジュアル面で大好きな女優さんのお一人だったミムラさん。表紙買いした本ですが、さくらももこ風のエッセイの面白いこと!『ドラマチック塩昆布』の臨場感溢れる展開に笑い、『免許証の写真』では共感し、『サンタの正体』の謎…ミムラさんのご両親に問いたくなった。後半の出演ドラマ裏話は制限ありきで今一つ、かな。エッセイも事務所の制限や女優イメージの縛りがなければ もっともっと面白いものを書いてくれる、そんな可能性を秘めた方だと、推察致しました(笑)2015/08/19
みっこ
59
女優ミムラさんのエッセイ集。『ビギナー』観てましたよ!可愛くて好きだったなぁ♡でも月9の主演でデビューって、並大抵のことじゃないんですね。ビギナーに関しての章は読んでて辛かった。真面目で可愛らしい性格なのが、文章から伝わってきます。月に200冊読むこともある、読書家のミムラさん。語彙が豊富で文章も綺麗でした。この本には具体的に出ていないけど、色々と苦労された方なんですね。。全てを糧にして、お仕事に活かされている感じが素敵。作品を追ってみたくなりました。まずは『昨夜のカレー、明日のパン』からかな。2016/08/12
ドナルド@灯れ松明の火
24
何かの本でミムラさんのこの本が薦められていたので読んだがとてもびっくりした。とにかく文章がうまい。ミムラさんの真面目な性格と驚くべき読書量からか、使われる言葉や描写がそこらへんの作家よりも断然上手である。この女優の努力や冷静で論理的な思考がもたらす演技の素晴らしさが、いい役に恵まれる理由であるとわかった。次作があれば必ず読む。 超お薦め2018/10/25
ame
23
私が知っていたミムラさん。それは本当にほんの一部分であり、本書を読んでいなければ知ることができなかったこと。より深く、近い存在のミムラさんとして赤裸々に書かれています。プライベートやお仕事で垣間見えるものがとても笑えたり、そこには驚きもあり、羨ましかったりすればミムラさんの想いにどこか切なくったり…その人間性を少しずつ、前まで知っていたミムラさん自身と一ファンとの距離を縮めてもらえたように、読後は嬉しさでいっぱいになりました。読ませる文才はもちろんですが、この装丁も素敵でとても気に入ってます。2015/08/13
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