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メリー・クライシス・アンド・ハッピー・ニュー・フィヤー
やつらは統治を背負わせようとする、われわれはその挑発にはのらない
権力とはロジスティクスである。すべてを遮断せよ!
ファック・オフ・グーグル
あとをくらませ
われわれの唯一の故郷、幼年期
オムニア・スント・コムニア
今日のリビア、明日のウォールストリート
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
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5
国家が、社会が、民主主義が、インフラが、サイバネティックスが、われわれを「統治」する。それはわれわれから「生」を奪うだろう。それはわれわれの力能を押さえつけようとするだろう。だからわれわれは蜂起しなければならない。生成変化する出来事として。「人民が蜂起を生みだすのではない。蜂起こそ、すたれていた共なる経験や知性、関係の織物や実生活の言語をめざめさせることによって、蜂起みずからの人民を生みだすのである」。2016/11/24
ひるお
1
フランスの匿名思想集団・不可視委員会。2008年ごろから世界各地で起こった蜂起は、なぜ暴動にとどまり、さらなる発展と深化を見ないまま、再び統治のもとに消えてしまったのか。新たな戦略を練り、世界のあちこちでそれぞれの闘いを闘う“友”へ呼びかけるための試論。このタイミングで読んでよかったと心から思える本だ。近年の日本においては、言葉の空転・空疎化が進んだ。論理も史実も骨抜きにされ、ヘイトと嘘と誤魔化しに押し流されてしまう。しかしそれでもやはり、個々の人間を立ち止まらせ、それぞれの闘いへと赴かせるのは言葉だ。2026/03/23




