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内容説明
『ナルニア国ものがたり』のＣ．Ｓ．ルイスがウエストミンスター大修道院の「詩人のコーナー」に殿堂入り。ルイス文学の神髄に迫る！
目次
第１部 詩人・キリスト教弁証家Ｃ・Ｓ・ルイス（Ｃ・Ｓ・ルイスの記念碑；詩人ルイス；『天路逆程』詳解；『キリスト教の精髄』に見る回心をめぐる言説；『痛みの問題』を読む；『悪魔の手紙』―悪魔の誘惑と現代日本社会の思潮の一端）
第２部 物語作家Ｃ・Ｓ・ルイス（ナルニアの風景―理想的世界としての過去；『ナルニア国物語』と香り；『ナルニア国物語』における色彩表現；愛餐文学としての『ライオンと魔女』；ナルニア国のものいう馬―乗馬教本としての『馬と少年』；理解と誤解―『ナルニア国物語』におけるコミュニケーションの諸相）
著者等紹介
竹野一雄［タケノカズオ］
１９４６年生まれ。青山学院大学大学院博士課程単位修得満期退学。博士（文学）（青山学院大学）ウィートン・カレッジ大学院神学研究科にて研究（１９８２～１９８３）女子聖学院短期大学教授、恵泉女学園大学教授を経て、日本大学大学院総合社会情報研究科教授（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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志村真幸
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著者はＣ．Ｓ．ルイスを専門とする英文学者。本書は、そのゼミ生を中心に編まれた論文集。 全体的に物足りない論文が多く、安藤聡「ナルニアの風景－理想的世界としての過去」が興味深かったくらいか。 前半はルイスのキリスト教思想についての研究で、そういった側面への理解が深まるのはありがたい。しかし、本のタイトルの訳題くらいは統一してほしかった。 2017/09/25
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