内容説明
死海のほとりの洞窟から聖書を照らす新たな光が放たれた。モーセ五書の改訂をはじめ、洪水説話、英雄譚など、歴史叙述に手を加えることで、何を伝えようとしたのか。原典からの初めての日本語訳。
目次
1 聖書の再話2(改訂五書;ヨシュア記アポクリュフォン;サムエル記アポクリュフォン;列王記パラフレイズ;エリシャ・アポクリュフォン ほか)
2 歴史物語(1Qノア;ノアの生誕;ナボニドゥスの祈り;アラム語記事(ダニエル書スザンナ?)
ペルシア宮廷のユダヤ人 ほか)
著者等紹介
守屋彰夫[モリヤアキオ]
1946年生まれ。専攻、旧約聖書学、比較セム語学。東京教育大学大学院文学研究科博士課程(古典文献学専攻)修了。ヒブル・ユニオン・カレッジ大学院でPh.D.取得。東京女子大学名誉教授。現在、日本基督教団飯田吾妻町教会牧師
上村静[ウエムラシズカ]
1966年生まれ。専攻、ユダヤ学、聖書学、宗教学。94‐98年、ヘブライ大学に留学。2000年、東京大学大学院人文社会系研究科基礎文化研究専攻宗教学宗教史学専門分野満期退学。2005年Ph.D.取得(ヘブライ大学)。現在、尚絅学院大学教授
山吉智久[ヤマヨシトモヒサ]
1978年生まれ。専攻、旧約聖書学、古代オリエント学。2012年、Dr.theol.取得(ドイツ・テュービンゲン大学)。現在、北星学園大学准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
-
- 和書
- ふるさと資源化と民俗学