出版社内容情報
私たちはみなそれぞれ、
違った色眼鏡をかけて、世界に接しています。
同じ状況に置かれたからといって、
同じように感じるわけでもなければ、
同じように行動するわけでもありません。
え?そんなことわかってるって?
ほんとうでしょうか。本当に、わかっているでしょうか?
本書は、名越康文先生監修のもと、
4種の類人猿にヒントを得て、人間の性格タイプを4つに分け、
それぞれの感じ方、行動パターンの違いをまとめたツールです。
・あなたと私はどこがどう違うのか
・まずは自分のタイプを知る
・人類の兄弟、類人猿たち
・もしすべての類人猿が1つの森で暮らしていたら
・GATHERを使ってみよう
・タイプ相互の相性編
・自分が感じている世界は常に少数派である
・人から自分がどう見えているかを知る
・自分と異なるタイプを受け入れる、ということ
・少し長いあとがき
著者紹介
名越康文[ナコシヤスフミ]
1960年、奈良県生まれ。精神科医。相愛大学、京都精華大学客員教授。
専門は思春期精神医学、精神療法。近畿大学医学部卒業後、大阪府立中宮病院(現:大阪府立精神医療センター)にて、精神科救急病棟の設立、責任者を経て、1999年に同病院を退職。引き続き臨床に携わる一方で、テレビ・ラジオでコメンテーター、映画評論、漫画分析など様々な分野で活躍中。
著書に『心がフッと軽くなる「瞬間の心理学」』(角川SSC新書、2010)、『毎日トクしている人の秘密』(PHP、2012)、『自分を支える心の技法 対人関係を変える9つのレッスン』(医学書院、2012)、『質問です。』(飛鳥新社、2013)、『驚く力 さえない毎日から抜け出す64のヒント』(夜間飛行、2013)などがある。