内容説明
アルチュセール、フーコー、ネグリ、ランシエール、そしてフランス革命期の政治家サン=ジュスト…。かれらとともに革命の(不)可能性とその条件を極限まで思考してきた社会思想史家の35年の軌跡。未公開講演録も収録。
目次
アルチュセール(私はいかにして『ルイ・アルチュセール―行方不明者の哲学』を書いたか;ルイ・アルチュセール「偶然性唯物論」講義;危機をまえにした哲学―アルチュセール『哲学においてマルクス主義者であること』;理論主義と真空の概念―『マルクスのために』の頃のアルチュセール;ルイ・アルチュセールはどのように仕事をしたか ほか)
近代性の再定置(ソフィストはいかにしてパレーシアストになったか;ライフハックと政治とフーコーの〈哲学〉;公共空間は全体主義に抗しうるか;再び〈以下ヲ欠ク〉―アントニオ・ネグリを偲んで;転覆と反転―ジャック・ランシエール『文学の政治』をめぐって ほか)
著者等紹介
市田良彦[イチダヨシヒコ]
社会思想史。神戸大学名誉教授。1957年生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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