- ホーム
- > 和書
- > エンターテイメント
- > TV映画タレント・ミュージシャン
- > ミュージシャンの本
目次
ニッポン・ポップス・クロニクル1969‐1989
特別収録:牧村憲一による相倉久人ロング・インタビュー
著者等紹介
牧村憲一[マキムラケンイチ]
1946年、東京都渋谷区生まれ。ユイ音楽出版、CM音楽会社ONのディレクターを経て、80年代後半に制作宣伝会社OUR HOUSEを興し、シュガー・ベイブ、センチメンタル・シティ・ロマンス、竹内まりや、大貫妙子、加藤和彦らのレコード制作、または宣伝を手がける。特に加藤和彦とは1978年から1983年の間に、多くの共同プロデュース作品を生み出している。80年代には、OUR HOUSEに並行して、企画宣伝会社SECONDを興し、「い・け・な・いルージュマジック」などのCMソングや、音楽イベントの制作をする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
1 ~ 1件/全1件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
阿部義彦
15
大貫妙子からフリッパーズギターまでをプロデュースしたマキジイこと牧村憲一さんのクロニクル。1969から1989までを1年ごとに区切ってキーパーソン1人に新たに聴き取りをして裏付けをとっています。私の音楽聴取歴はほぼこの本で網羅されてます。はっぴいえんど、加藤和彦、YMO,山下達郎、大貫妙子、竹内まりや、ムーンライダーズ、その内幕や今だから話せるお話が満載です。コンテストで優勝するグループは既に完成されているので伸びしろがなく消えて行くのが多いなど未完成で欠点がある位しかし迫る何かがあるのが良い!文学と同じ2016/09/03
nizimasu
3
ユイ音楽工房から、フリーへ。はっぴいえんどにフォーライフ、フリッパーズまで、見てきた著者による回顧録は、この時代の変遷のど真ん中にいたと思わせる希有な本。中心はどうしても70年代のイメージ。でもこういう時代も今となってはものすごくセピアな色彩を感じさせるのだ2013/05/26
今庄和恵@マチカドホケン室コネクトロン
3
熱い、熱い!!時代が熱かったのか、人が熱かったのか。J-POPという言葉の出現とともに無くなってしまったものがいっぱい。J-POPという枠に収まるものばかり作ってるうちに、日本の音楽はすっかり腑抜けになってしまった。2013/04/06
tenorsox
2
1969~89年までの日本のポップス史を1年刻みで(音楽的な内容には踏み込まず)出来事や人の動きを中心に綴る。著者自身がプロデュースを手掛けたり親交があったりしたアーティストに偏ると理った上でだがフォークル、シュガーベイブ、はっぴいえんど(あとYMO)人脈万歳な内容。 自身の関与云々の前提があるにせよ、国民的バンドSを不自然にスルーしてる(恐らく嫌い&意図的)のが気に入らないが、上記アーティスト等については当事者故のリアルなネタ満載で、音楽そのものへの言及が皆無ながら色々聴いてみようという気にはなった。2019/01/26
arnie ozawa
2
フォークジャンボリー~はっぴいえんど~YMO~フリッパーズギターと日本のポップスの流れを裏方から見て描いている。しかし、フリッパーに至るまで数十年も支えている方々がいたとは驚きでした。2018/06/15