内容説明
人も猫も運命的に出会います。
目次
仲井戸麗市―猫から得るものはたくさんある
ＴＯＳＨＩ‐ＬＯＷ（ＢＲＡＨＭＡＮ）―被災地で救われた小さな命
清水ミチコ―お母さんは猫を飼います！
坂本美雨―猫ってなぁに？
渋谷慶一郎―猫の予測不可能性が好き
依布サラサ―どんどん増えていく家族
ヒライハルキ（Ｔｈｅ Ｂｉｒｔｈｄａｙ）―女の子なのになぜトンカツ？
杏子―私がボス！
石田ショーキチ―武闘派の健康優良長寿猫
ＫＥＲＡ（ケラ＆ザ・シンセサイザーズ）―やんちゃで甘えん坊の気づかい猫
芦沢統人（パップコーン）※猫イラスト
イズミコウジロウ―猫のフリした運命
猫沢エミ―猫生Ｐａｒａｄｏｘ
動物愛護団体ランコントレ・ミグノンの活動
著者等紹介
佐々木美夏［ササキミカ］
神奈川県平塚市出身。明治大学文学部文学科英米文学専攻卒。在学中から音楽ライター業を手がけ、そのまま現在に至る。ライター仕事は邦楽メイン（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぶんこ
44
今回もミュージシャンの猫ちゃんに癒され、彼等彼女達の素顔に癒されました。清水さんのCD、LPの量に目が点。けらさんの「タバコの煙」を気遣う優しさに、他の方の猫扱いに傷ついていたのが癒されました。仲井戸さんが「ビートルズのポールが犬派、ジョンが猫派で、俺の周りにいるミュージシャンもタッチとして違いがあり、あいつも猫派か〜と共通する何かを感じる」と言われるのに、私も同感。坂本さんちのサバ美、エッセイを読んでいたので懐かしかった。サバ美もお世話になった施設「ミグノン」の友森さんを尊敬します。2015/12/03
Chibi
39
アーティスト達が、愛猫との出会いや別れ、生活、想いを語っている一冊。見ているものにも伝わってくる、猫への愛情溢れる写真に、ほっこりしつつ癒されながら、一気に読み終えました。「人と音楽との出会いが運命的なのと同じく、人と猫も運命的に出会います。あらかじめプログラムされていたかのようなその瞬間を逃さなかった人たちが、一生聴き続けられる音楽と愛すべき猫を手に入れることができるのだと思います」私もまた猫と出会えるかな。熟睡してる猫の傍らで読書…想像するだけでも心が温かくなる、そんな生活を夢みる私であります。2014/07/08
ナハチガル
12
「短く輝くその生を、すっぽり包んでしまえる人の寿命。これから一体何匹の猫生を、私は包んでゆくのだろう」（猫沢エミ）。この二冊の本のテーマはこれですね。ミュージシャンたちが恋人や家族のように愛しい存在の生老病死を語りながら、しかも相手が人ではないぶん遠慮なくストレートに、詩的に表現することにより、その人となりと愛情と哀しみのあり方、喪失を乗り越える過程とがむき出しにされている。これは猫についての本ではないのだ。石田ショーキチさんの洞察もすごい。パリニャンヌ（猫沢エミ）という言葉も気に入った。A++。2017/08/07
めぐ
2
表紙がいい写真♪TOSHI-ＬOWさんの人柄が垣間見れる。エレキブランのいずみこうじろうさんの文章がすごくて涙止まらんかった。外出先で読むんじゃなかった（笑）2014/06/22
あし
2
表紙の猫パンチを食らうトシロウさんにKOされて購入。猫好きなミュージシャンはやっぱりちょっと猫っぽい。2012/03/19
