内容説明
漢方のエキスパートであり、国保・社保の審査委員長の2人が、漢方の保険審査の実情を生々しく披露。再審査の“問題レセプト”を大公開。矛盾と逆説の渦巻く世界に鋭く斬り込んだ異色の書。
目次
第1章 漢方と保険、現実と課題(審査の動向が問いかける問題とは;紙上討議―問題レセプトの実例;併用の問題例―国保の再審査請求例から;投与期間の問題を考える)
第2章 時代からとらえなおす漢方と保険(漢方保険診療の歴史が指し示すもの;爆発的な普及と国民の選択)
第3章 漢方の覚悟(漢方を使えることの意義を問う;薬の効きめのわかる使い方;将来像は描けるのか?)
著者等紹介
秋葉哲生[アキバテツオ]
1947年千葉県に生まれる。1975年千葉大学医学部卒業。1979年あきば医院を開設。1981年漢方研究医師・藤平健氏の指導を受ける。1989年伝統医学研究会あきば病院を開設。1997年洋漢統合処方研究会を発足。2001年日本東洋医学会理事・EBM委員会委員長。2003年慶應義塾大学医学部漢方医学講座客員教授。2006年あきば伝統医学クリニックを開設。2007年千葉県社会保険診療報酬支払基金審査委員長。2008年東邦大学佐倉病院特任教授
中村常太郎[ナカムラツネタロウ]
1932年新潟県に生まれる。1957年千葉大学医学部卒業。1958年千葉大学第一外科学教室入局。1962年千葉大学肺癌研究施設に移籍。1966年千葉県立鶴舞病院循環器科医長。1979年千葉県立鶴舞病院心臓血管外科部長。1988年千葉県立鶴舞病院院長。1998年千葉県循環器病センター長。1982年より千葉県国保審査会委員、1999年より2008年まで同会会長を勤める。現在は千葉県指導監査専門医、JA千葉厚生連医務室長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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