内容説明
いま、世界が日本の建築を注視する!プロフェッショナル24人の発想・思考・感性が炸裂する稀代のドキュメント。
目次
安藤忠雄
青木淳
坂茂
藤森照信
藤本壮介
原広司
長谷川逸子
飯島直樹
磯崎新
伊東豊雄
菊竹清訓
アストリッド・クライン+マーク・ダイサム
隈研吾
黒川紀章
槙文彦
内藤廣
坂本一成
妹尾和世+西沢立衛/SANAA
丹下健三+丹下憲孝
手塚貴晴
山下保博
著者等紹介
ハーゲンバーグ,ローランド[ハーゲンバーグ,ローランド][Hagenberg,Roland]
オーストリア生まれ、ウィーンで育つ。マルチメディアアーティストとして、“VOGUE”や“Architectural Digest”などに寄稿。1995年より日本に移り、建築とデザインの世界を追っている。そのほか、WOWOWのTVドラマ用楽曲の歌詞を執筆するなど、幅広い活動を続けている。2010年には、作曲家、フランツ・リストの生地でもあるオーストリアのライディングにて、10人の日本人建築家によるマイクロ・ハウス建造のプロジェクトを開始、現在進行中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
bing
2
安藤忠雄氏の言葉に惹かれた:「今日の世界を作ったのは、ある時期に地獄を経験してきた人たちだと思います。」 青木淳氏から建築への考へも面白いのです:「建築は光で出来ています。映画が建築と関係有るのは、その光という側面です。どちらも空間とその雰囲気を描写するという点で同じ性質を持っているんです。」 それぞれの分野は必ずどこかでつながってるような気がします。創造家はそのつながりを見つけるためにいろいろ考えてる。そして、この世はどんどん華やかになってる。2015/07/15
bb
0
著名な日本人建築家へのインタビュー集。歴史、文化、経済、都市計画など、彼らがどのような視点から建物をつくっているのか手っ取り早く知ることができる。日英併記で、両方とも著者自身が翻訳者を挟まず書いたようだが(英文校閲あり?)、内容が微妙に異なるのが気になった(例えば黒川紀章、英語では「安藤忠雄は気に食わん」と言っているのが日本語では省かれている)。インタビュー自体は何語で進めたんだろう?2012/03/31
武智一雄
0
たくさんの著名な建築家が出てくるが、皆、言ってることはバラバラで面白い。インタビュー形式で進められていくのだが、インタビュアーである作者は一冊通して何が言いたくてこの本を作ったのか気になる。2012/02/26
さゆう
0
日本の現代建築家のインタビュー集。日本の建築学部の学生についてや今後の日本の建築の行く末など様々な意見が分かる一方で、対話形式なので決まった質問はなく、彼らそれぞれの考え方が述べられている。抽象的な発言も多いけど、それも面白さなのでしょう。巻末におすすめの本が載ってます。2023/02/05