出版社内容情報
Ⅰ. 総力戦体制をどうとらえるか ―『総力戦と現代化』を読む―
・・・・・・赤澤史朗/高岡裕之/大門正克/森 武麿
Ⅱ. 藤田省三の全体主義認識について ・・・・・北河 賢三
Ⅲ. 総力戦理解をめぐって ―陸軍中枢と二・二六事件の青年将校の間― ・・・・須崎 愼一
Ⅳ. 日本ファシズムと厚生省の設置 ・・・・・・藤野 豊
Ⅴ. 第二次大戦下のイギリス労働力動員政策の特質
―日本労働力動員政策との関連において―・・・・長島 修
Ⅵ. わが国における生産・設備投資の組織的調整の展開
・・・・・・山崎 志郎
Ⅶ. 阿片をめぐる日本と汪兆銘政権の「相剋」
・・・・・・小林 元裕
Ⅷ. 戦争違法化体制と日本
―「国際紛争の平和的処理」原則と「自衛」論の相剋―
・・・・・・伊香 俊哉
●現代史の扉
戦時下の都市と戦時体制 ・・・・・・・・・・・今井 清一
●文献紹介
<越境>する社会運動のまなざし
―『近代日本社会運動史人物大辞典』に寄せて―・・・・安田 常雄
●書評
『地域における戦時と戦後 ―庄内地方の農村・都市・社会運動―』
(日本経済評論社1996年)・・・・・・・大串潤児・西浦直子s
目次
1 総力戦体制をどうとらえるか―『総力戦と現代化』を読む
2 藤田省三の全体主義認識について
3 総力戦理解をめぐって―陸軍中枢と二・二六事件の青年将校の間
4 日本ファシズムと厚生省の設置
5 第二次大戦下のイギリス労働力動員政策の特質―日本労働力動員政策との関連において
6 わが国における生産・設備投資の組織的調整の展開
7 阿片をめぐる日本と汪兆銘政権の「相剋」
8 戦争違法化体制と日本―「国際紛争の平和的処理」原則と「自衛」論の相剋
現代史の扉 戦時下の都市と戦時体制
文献紹介 「越境」する社会運動のまなざし―『近代日本社会運動史人物大事典』に寄せて
書評 『地域における戦時と戦後―庄内地方の農村・都市・社会運動―』(日本経済評論社 一九九六年)