内容説明
世界でもっとも多く遺伝子組み換え食品を食べている日本こそ厳密な表示と規制が必要。EUの最新の取組みを紹介し日本の食品安全行政の方向性を提起。
目次
プロローグ 違いすぎるEUと日本の取組み
第1章 いま何が問題になっているのか(遺伝子組み換え作物・食品の国際的状況;日本の遺伝子組み換え食品流通の実態 ほか)
第2章 EUの食品安全行政(食品安全行政の仕組みと実効性;予防原則を柱とする規制行政)
第3章 EUの積極的対応(EU共通農業政策と遺伝子組み換え食品流通の実態;新しい表示制度の提案と各団体の反応 ほか)
第4章 日本の食品安全行政と表示をこう変える(遺伝子組み換え食品行政の問題点;問題が多い食品安全基本法案 ほか)
著者等紹介
天笠啓祐[アマガサケイスケ]
1947年東京都生まれ。1970年早稲田大学理工学部卒業。1972~93年雑誌『技術と人間』の編集に携わる。現在、ジャーナリスト。市民バイオテクノロジー情報室代表。遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーン代表。原子力発電、遺伝子操作食品、電磁波など科学技術のもたらす問題点、科学技術と社会の関係について、積極的に発言している
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