内容説明
防衛省への最後通牒。劣化の極に達した組織の実像を暴く。防衛庁元キャリア独占手記。
目次
第1部 予兆(ベローウッド不祥事で体験した防衛庁と企業の癒着;二枚舌と英語誤訳で在日米軍と断絶!;IT音痴がもたらした大騒動 ほか)
第2部 告発(仙台時代に見聞きした、政官の口利きの実態―額賀福志郎や加藤紘一の名も;大物政治家と防衛キャリアのスパイ疑惑;防衛施設庁談合事件の本質―政官業の癒着スキームと天下り ほか)
第3部 改革への道(思いやり予算―宗主国に搾取され続ける属国・日本;私が防衛庁を辞めた理由―無視されたNLP問題の根本解決案;在日米軍再編の欺瞞―グアム移転にはびた一文も出すな! ほか)
著者等紹介
太田述正[オオタノブマサ]
1949年2月17日三重県四日市市生まれ。評論家。都立日比谷高校を経て1971年東京大学法学部卒。1971年防衛庁入庁。1976年スタンフォード大学経営学修士・政治学修士。官房審議官を経て仙台防衛施設局長を最後に、2001年防衛庁を自ら退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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