内容説明
酒席の会話はネコの毛か?酒を肴に酒を飲む。など現代の酒宴のあり方をさぐりながら、「酒宴のはじまり」「江戸の文化センター」「墨水詩酒の宴」「江戸のワインパーティー」…など、江戸から明治にかけての酒宴の歴史をたどる。
目次
第1章 現代の酒宴(ほろ酔い酒(村松友視)
酒のある学問(高田公理)
酒を肴に酒を飲む(藤本義一)
“箱”のなかの酒宴(山口由美))
第2章 酒宴の文化(酒宴のはじまり(今谷明)
江戸の文化センター―遊里での酒宴(佐伯順子)
花見の宴(芳井敬郎) ほか)
第3章 酒宴の心(酒席の会話はネコの毛か?(日高敏隆)
酒宴のメンタルヘルス―「ふたり酒」のすすめ(小田晋)
酒宴の原風景(福井勝義))