内容説明
としとったねこは、はっとして目をさましました。立ちあがろうとして、あしがすべり、あやうく…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ケロリーヌ@ベルばら同盟
45
病院の待合室にて。相棒もの大好き!なのですが、こちらは飛び切り異色の組み合わせ。老いた船乗りねこと、迷子の小さなクジラ。嵐で大海原に投げ出された、二つの小さな命が知恵と勇気で難局を乗り越えます。まさに今、読みたい、希望を与えてくれる作品でした。2020/04/23
ツキノ
18
【漁船が嵐にあって出会ったふたり】1993年7月発行。斎藤洋×みやざきひろかず。ノーザンテースト号でかわれていたとしとったねこ。目を覚ますといつもの船の甲板ではないところで海をただよっていた。それは嵐でまいごになった小さなくじらの上。そこへシャチが三匹現れる。としとったねこの作戦はキャプテンがほかの漁師に話していた知恵。ふたりはカラバス島を目指す。文字が多めの読み応えのあるおはなし。【136】2023/08/08
ははは
9
知恵が命を守る!ですね。何かあった時に冷静でいられるって自分には出来そうもないな..年はとってるけど...2014/04/22
ままとん
1
知識の大切さに尽きます。2018/03/21
みのにゃー
1
処分前の再読。毛が生えていて気持ち悪かったから猫は食べないくじらと、すききらいがないシャチ。ふふふ。2014/03/17