感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
yumiha
41
          
            これも『100年100人100冊』で紹介されていたもの。荒々しく見えるほどの大胆な絵(色使い、構図とも)に惹きつけられた。「食べていいよ」と自分を与えるカボチャに、『ブッダ』(手塚治虫)のお礼として差し上げるものを持たなかったウサギが自分自身を捧げた話を思い出した。そのウサギはブルブル震えていたけれど、本書のカボチャはあっけらかんとみんなまとめて面倒みたげる、と太っ腹だ。そしてラストは、種だけ残るけれど土に埋まって‥。やがて新しい命が芽吹くことを予感させる壮大な物語。 2024/07/11
          
        たーちゃん
33
          
            ダイナミックな絵に息子も私も目が釘付けになりました。カボチャさんの優しさと、命の尊さ、そして最後の力強い命の輝きを感じました。2020/04/14
          
        gtn
19
          
            人に尽くすことによって、自らの生をつなげる。真の哲理には無駄がない。2020/12/18
          
        ヒラP@ehon.gohon
16
          
            食べられるかぼちゃの気持ちになる、不思議な絵本です。2021/06/22
          
        ムフィー
11
          
            カボチャの生き物達への無償の愛。ダイナミックな絵で生命の躍動が生き生きと描かれている。一見残酷でむなしいように見えて、じつは食べられることで幸せを感じ取るカボチャの喜びが最後にじんわり伝わってくる。なんだかすごく胸にくる絵本。2016/03/28
          
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