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内容説明
白鶴組はテキ屋の元締め。幼稚園児の陸から八十歳のジジィまで総勢八人が共同生活を送る『はぐれ者の集まり』だ。ひょんなことからそんな白鶴組に拾われた大学生のサトは、紆余曲折の末、組長代理の武彦と結ばれ九人目の同居人となった。今では陸の送り迎えから家事全般…とまさに一家の若妻さん。だが男所帯ゆえ武彦とのエッチもままならないという悩みも…。秋祭りの間近のそんな折、武彦が代目を継ぐ継がないで一悶着が…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はつばあば
38
はぐれものの集まり白鶴組には5歳~80歳までの男ばかりが・・そして大学生までが揃う。恋・・BLに感しては男も女も変わらんなぁという感想しかないが、ここに登場する5歳の陸君が将来はどんなにイイ男になるだろうと目が離せない。白鶴組の男達は私の憧れかも。任侠ものじゃないが任侠に溢れるこの物語好きです(^^♪2019/09/16
マシュ
15
KindleUnlimitedにて。『白鶴組に、花嫁さんの恩返し』の続き。無事ヒコと結ばれたサト。でも大所帯ゆえHにも気を遣うお二人。サトのもともと気を使ってしまう性格、フェロモン故に引き寄せてしまうトラブルでますます遠慮しちゃうサト。それに加え、ヒコの組襲名問題も加わったことで、言いたいことが言えないという事態に。ちょっと大学生がなよっちくて白々しいオチになっちゃったのが気に入らなかったけど、前作よりも白鶴組の面々が生き生きしてたかな。それにしても若頭がやっぱり年寄り。もうその筋の世界の人呼び方変えて!2019/11/14
anko
14
記憶が戻り武彦と結ばれて恋人同士になったサト。お互いを大事に思い、嫌われたくない思いから素直に心を開いて打ち明けることも欲情をぶつけることも出来なくてモダモダする2人。理解ある大人たちと大人びた5歳児陸の無邪気な天真爛漫さにじれったさが救われる。白鶴組で暮らすうち自分のトラウマと男にもてる体質に諦めのあったサトもサトのそんな諸々の事情を含めて幸せにするために自分の行く道を決めかねていた武彦もひと皮むけて強くなった気がする。落ち着くところに落ち着いて良かった。 〈h〉2019/06/21
たろさ
10
シリーズ2作目。このジレジレ具合がたまらないです。好き。もう出来上がっちゃったはずのカップル、武彦とサト。大所帯ならではの悩みと、跡目相続の話と。拗れまくった二人が、やっとお互いの気持ちを擦り合わせるまで。ヒコの絶倫にびっくりで、それはなかなか手が出せない(^_^;)大学の友人は橋本がブレた感じでサトに恋していている面倒見の良い(胡散臭いが)友人だったのが、セフレなんて言葉が出てくるし、しかも後で謝りに来て噂の揉み消しと卒業までのサポートの申し出をする。解せぬ。陸はやはり癒し担当でした。2019/05/31
*ちえ*
7
h電子.イラスト付。続編。カップルになったのに拗れてる..。跡目のこと、2人のことなど今回はこれからの未来への布石の回だったように思います。しかし見るからにフェロモン系の方は男女問わずこういう勘違いされてそう。まぁそれを利用する方もいるから人それぞれね。しかし白鶴組の人達のファミリー感がいいなぁw2019/09/27