内容説明
フェミニズムは生きている。まだまだ進化するジェンダー論。そのただ中で、日本語人として著者は、女歌の相対化について語る。
目次
第1章 折口信夫と女歌(ヴァナキュラー・ジェンダー論としての折口信夫の女歌論;折口信夫の女歌論;折口信夫の人間愛―ヤヌスの顔をもつ歌について)
第2章 20世紀の女性短歌(“性の政治”と20世紀女性短歌;歌の現在をめぐる11の断片)
第3章 書く女たち(青葦原の女王にて―新しい竹下しづの女解釈のために;平準化の時;男の歌・女の歌)
著者等紹介
阿木津英[アキツエイ]
1950年福岡県に生まれる。1972年九州大学哲学科卒業。現在、歌誌「牙」同人。歌誌「あまだむ」編集発行人。歌人
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