内容説明
地図は実用一点張りと思われがち。けれども眺めてみれば遊べるし、意外な発見もある。文化も政治も見えてくる。そんな奥深い地図の遊び方をご紹介。
目次
地図の封筒を作るのはいかが?
1 地図の向こうに見えるもの
2 お国変われば地図も変わる
3 地名が変わっていく…
4 使いやすい地図とは
5 自分流地図の楽しみ方
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
のぶさん
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地図にまつわるあれこれ。国による地図の違い、変わった地名の話などいろいろあるが、私が面白いと思うのは、地図の変遷。特に、道路や鉄道の変化が面白い。西武線村山付近の妙に複雑な線形に隠された歴史など、過去にも何かで読んだはずたけれども楽しく読める。逆に歴史ある地名が抹殺されてきた歴史は、著者の考えに感情移入しすぎて、怒りすら感じてしまう。本書がかかれたのはもう18年ほど前になるが、平成の大合併でさらに酷いことになっている。つくづく歴史を大切にしない国だと思う。2012/02/09
こけっこ
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極度の方向音痴ですが地名が大好きなので、今尾さんの本も大好きです。京王線も西武線も慣れ親しんだ路線なので面白い…。2020/07/12