内容説明
「建主参加の家づくり」「高気密・高断熱の省エネ住宅」「快適で経済的な床暖房方式」を提案する著者が、これまでの建築士としての経験を集大成。
目次
プロローグ 私はよい家を安く建てた(なぜ建築士になったのか;直接発注方式でわが家をつくった;手抜きのない家づくりを)
第1章 建主は家づくりの主役である(建主は工事の発注者である;安さだけを求める建主は損をする;“お客様”建主の建築費は高くなる)
第2章 家のよさは居住性と耐久性で決まる(夢で家は建たない;居住性のよさは気密化がポイント;建主の意識が耐久性を決める)
第3章 快適住宅を設計する(結露は快適住宅のお敵である;室内を外気と遮断する断熱材;高気密・高断熱住宅をめざす;床暖房「ウェルダン」の発見)
第4章 建主参加で間取りを考える(間取りに優先順位をつける;建主と建築士が協力してつくった家;生活様式の変化を先取りする)
第5章 よい建主が、よい建築業者を選べる(建築業者にはいろいろある;見積書をどうとるか;建築工法についてのヒント)
第6章 家づくりの新しいシステムをめざす(上棟式に家づくりの姿勢がでる;みんなが対等の家づくり;建主と職人が結びつく「ハウジングシステム」)
第7章 100年住宅の提案(日本の住宅の寿命はなぜ短い;家の高級化とはなにか)
エピローグ 私にとって理想の家