出版社内容情報
現在発見されている坂本龍馬の141書簡を年代順に初めて現代語訳化した画期的な書。登場人物、時代背景が理解しやすいように、各書簡毎の解説も掲載。
内容説明
『はからずも』―龍馬の手紙でもっとも多く用いられた表現である。龍馬は手紙で何を伝えようとしたのか。手紙に隠された龍馬の真意を探る。
目次
第1章 龍馬の青春―嘉永六年‐文久元年
第2章 土佐脱藩と海軍―文久三年‐元治元年
第3章 薩長同盟への道―慶応元年‐慶応二年三月
第4章 長幕海戦と亀山社中―慶応二年六月‐十二月
第5章 海援隊―慶応二年十二月‐慶応三年四月
第6章 イロハ丸沈没―慶応三年四月‐七月
第7章 イカルス号事件―慶応三年八月‐九月
第8章 大政奉還―慶応三年十月‐十一月
第9章 年月等不詳の手紙
補章 龍馬に関わった人々の手紙
著者等紹介
宮川禎一[ミヤカワテイイチ]
1959年、大分県宇佐市安心院町生まれ。1986年、京都大学大学院文学研究科修士修了(考古学専攻)。財団法人辰馬考古資料館学芸員を経て、1995年から京都国立博物館考古室員。2006年より同館学芸部考古室長。2012年より同館学芸部企画室長。専攻は東アジアの考古学。特に統一新羅時代の陶質土器の研究、東南アジアの銅鼓の研究、あわせて坂本龍馬の研究など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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