目次
八月十五日を13歳以上でむかえた人びと(忘れまい夏の焦熱を―木下としお;頭の中がまっ白―さわたり・しょうじ;落ちるなよ!―白吉辰三 ほか)
八月十五日を6~12歳でむかえた人びと(一人ぼっち―海老名香葉子(絵・千葉督太郎)
のら犬のごとくに―永田竹丸
ひまわりが“殺された”八月十五日―石子順(絵・ウノ・カマキリ) ほか)
八月十五日を5歳以下でむかえた人びと(グラマンは日本の空を遊んでいた―小野耕世;バケツリレーで防火訓練―北見けんいち;穴を掘っていた―草原タカオ ほか)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
馨
19
終戦の日、玉音放送を10代までに迎えた方々の手記。やはり戦争が終わってほっとしたという感想と、玉音放送の内容はよくわからなかったけれど周囲の大人たちが負けたと言っていたのでわかった。という記憶が多かった。十代以下で迎えた方々はまだ敗戦の意味すらわからなかったのでその日の景色や暑さのほうが印象深かったようですね。様々な貴重な記憶を知れて良かったです。日本中の人たちの終戦の日を垣間見れた気がしました。2016/03/26
にこにこ
9
終戦の日なので読んでみた。満州で終戦迎えている方が多いのと、終戦ではなく敗戦と言っていたのねってのが印象的。2017/08/15
絵下山堂
6
漫画家さんとかイラストレーターさんが、経験したそれぞれの八月十五日。 メインのイラストが描かれ、そのイラストを説明する短い文章とで構成されています。 多くの方が、その時点で年少であったためショッキングな内容は少ない。 ただ、事実だけが持つ迫力と言い知れぬ不安感、恐怖。 そんなものを感じることはできた。 国内で終戦を迎えた人は、まだマシだ。 満州でその時を迎えたかたがたの苦労は、筆舌を絶するものであったことであろう。 そのあたりのことは、やんわりとにおわせる程度に留まっている印象。 2019/02/24
ちょっきんな
5
漫画家さんたちのそれぞれの八月十五日。 イラスト付き。2021/03/30
prefabjubilo
0
昭和20年(1945年)8月15日。あの日、どこにいて何をしていたのか-。著名な漫画家らがそれぞれに自身の終戦を振り返り、絵と文章でつづった証言集(復刊)です。 私は、昭和20年には生まれていません。ですから…、と言うわけでもないんですが、ここ最近の八月十五日は心静かに過ごすように心がけています。そして、(たぶん多くの日本人の方と同じように)お墓参りをして送り火を焚きます。お盆でお迎えしたご先祖様や、戦火に散った祖父の弟をお送りする大切な日です。 2015/10/26
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