ASUKA BUSINESS<br> 暴落相場とインフレ―本番はこれからだ

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ASUKA BUSINESS
暴落相場とインフレ―本番はこれからだ

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  • サイズ B6判/ページ数 280p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784756922366
  • NDC分類 338.12
  • Cコード C0033

出版社内容情報

まだ間に合う!

守りを固め、完全と攻める方法を
運用歴51年の筋金入り“現役”長期投資家が説く!

物価高が世界を襲いだして約半年ーー。
「デフレ脱却」を目指していた政府・日銀は今、物価目標2%を達成しました。
ところは給料が上がるわけでもなく、ただ生活コストが増えるばかりで、はたしてこれが目指していた姿なのでしょうか。

この先、米国をはじめ世界を襲うインフレはどうなるのか?
そもそも、この原因はどこにあるのか?

筆者はその原因の根本を、1970年台から続く「過剰流動性」に求めます。
つまり、40~50年続く「金融緩和バブル」の果てに起きたインフレだということです。

かりにバブルとしても、そしてそのバブルが弾けても、これまでのように(たとえばリーマン・ショックなど)次も救済措置をとればいいのでは?
そう考えたくもなります。

ところが、今、世界は40年ぶりのインフレに襲われています。
このインフレ下では、「金融緩和」という策をとることができません。
なぜなら、そんなことをするとインフレをさらに煽ることになり、制御不能になってしまうからです。

そう、今回ばかりは、混乱を極めた際の、セーフティネットを発動しにくいのです。


◎ 避けられない混乱と、その乗り切り方とは?

筆者は、もう間もなく、金融緩和・デフレ傾向の歴史に完全な終止符が打たれると指摘しています。
今起きているインフレは、相当に根が深く、長期化するとみており、じきに金融市場は混乱をきわめると読みます。
株式の暴落はもちろん、債券もひどいことになり、企業の倒産増や失業者の増加をも見通します。

しかし、これは必要なことであり、避けて通れないことと言います。

本書は、「金融商品はほとんどすべて売るべき」と推奨する長期投資家の「見立て・考え方」がふんだんに書かれた1冊です。
でもそこは「投資家」ですから、ただ指をくわえて見ているだけではありません。

ピンチや大混乱の時こそ、大きなチャンスは訪れます。
そう語る氏の「見立て」に注目です!


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■ 目次

第 Ⅰ 部 「マネー膨れ経済」の終焉
?第1章 40年続いたマネー膨張の歴史
第2章 このインフレ、意外と根は深いぞ
第3章 金融緩和バブル崩壊、これからが本番だ
第4章 インフレは実体経済からの警鐘だ

第 Ⅱ 部 すごい混乱を、どう乗り切るか
第5章 金利上昇が牙をむいてくる
第6章 機関投資家化現象も曲がり角に
第7章 長期投資の復権
第8章 ひどい混乱、こうして乗り切れ

内容説明

大混乱の先にある、空前のチャンスを掴め!運用の世界を51年生き抜いた筋金入りの長期投資家が説く。まだ間に合う!守りを固め、敢然と攻める方法。

目次

第1章 「マネー膨れ経済」の終焉(40年続いたマネー膨張の歴史;このインフレ、意外と根は深いぞ;金融緩和バブル崩壊、これからが本番だ;インフレは実体経済からの警鐘だ)
第2部 すごい混乱を、どう乗り切るか(金利上昇が牙をむいてくる;機関投資家化現象も曲がり角に;長期投資の復権;大暴落とインフレ、こうして乗り切れ)

著者等紹介

澤上篤人[サワカミアツト]
さわかみホールディングス代表取締役、さわかみ投信創業者。1971年から74年までスイス・キャピタル・インターナショナルにてアナリスト兼ファンドアドバイザー。その後79年から96年までピクテ・ジャパン代表を務める。96年にさわかみ投資顧問(現さわかみ投信)を設立。販売会社を介さない直販にこだわり、長期投資の志を共にできる顧客を対象に、長期保有型の本格派投信「さわかみファンド」を99年に設定した。同社の投信はこの1本のみで、純資産は約3300億円、顧客数は11万7000人を超え、日本における長期投資のパイオニアとして熱い支持を集めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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きみたけ

60
著者はさわかみ投信創業者の澤上篤人氏。本格派の長期投資のパイオニアとして熱い支持を集めている。「大暴落」「インフレ不可避の世界」に続く3冊目の本で、来たる暴落相場やインフレによる経済や社会の混乱を読み、いかにして日々の生活と財産を守っていくかを説いた一冊。機関投資家やアクティビストへの敵意むき出しで、彼らにとって企業は金儲けの対象でしかなく株価を上げるための道具にすぎないと切り捨てます。本格派の長期投資家は企業と共により良い世の中を作っていく大事なパートナーとして扱う、そのような投資をオススメしています。2023/07/20

壱萬参仟縁

51
M図書館。著者の本は書棚に何冊かあった。素人の私でも、家計、実体経済と投機マネーの繋がりというか、なんというか、経済の全体像を考える必要を感じた。太字だけ拾い読みしてもよい。日銀総裁が交代し、これからの日本経済はどうなってしまうのか? 下々でも不安ばかりの市場経済。。コストプッシュインフレについては、中野剛志『世界インフレと戦争』と合わせて読むとよい。2023/01/28

おおたん

10
投資本。過去の大量マネーが供給された歴史から、コロナ後の金融緩和の影響について、知ることができます。投資をしている方は、読んでおいて損はないと思います。知識の蓄積にも。◆金融緩和バブルから離れる◆信託財産として預けておく◆銘柄選別の基準→生活者にとって無くなっては困ると思える企業◆付加価値2023/08/04

tkokon

3
【シートベルトを締めよ】○ 金利水準が上昇していくと、どの債券投資家にとっても、「保有している低利回り債の投資妙味が薄れだす」という逆風にさらされる。○債券市場は下げだすと、すべての債券が一方通行的な下げとなる。○大崩れしはじめる前に、ほとんどすべての金融商品は、片っ端から売ってしまおう。残しておくのは、長期投資で株式保有している投資勘定だけ。●暴落は近い、債権等は現金化しよう、が著者の主張。「じゃぁ何に投資すれば?」は長期投資の株式保有という王道の主張。(Kindle)2022/11/26

ray

3
☆3 金利上昇すると①低利回り債売りで高利回り債への乗り換え、②ジャンク債売りで高格付け債への乗り換え。ジャンク債値崩れ、デフォルトで債券市場全体の下げ圧力に。また金利上昇は債券発行体の経営脅かす。債券市場急落で金融マーケット、経済活動、株式市場総崩れに。マネーから実物資産へシフト。暴落時の買いは生活者に必要な企業で、万年低位株となっている企業(金融緩和時に買われなかった銘柄)。債券投資は金利が低下していく局面において有効。現在の金利上昇局面では×。2022/11/16

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