内容説明
沖縄返還交渉、外務省機密漏洩事件、日米経済摩擦、基地問題、湾岸戦争、外務省機構改革、アジア外交、9.11、イラク戦争…。「同盟」を生涯賭けて追求した大物外交官の証言。危機でこそ生きる日米安保の秘密とは。
目次
第1章 漠然とした外国への憧れ
第2章 外交官人生の始まり
第3章 安保の世界に踏みだす
第4章 日米摩擦のただなかに
第5章 冷戦崩壊後の苦闘
第6章 アジア外交に挑む
第7章 日本を背負って
第8章 外交と野球
第9章 外交官生活を振りかえって
著者等紹介
加藤良三[カトウリョウゾウ]
1941年生まれ。東京大学法学部卒。1965年外務省入省。アジア局長、総合外交政策局長、外務審議官、駐米大使を歴任。2008年退官。三菱商事取締役、日本プロフェッショナル野球組織コミッショナーなどを経て、現在、日米文化教育交流会議(CULCON)委員長
三好範英[ミヨシノリヒデ]
1959年生まれ。東京大学教養学部相関社会科学分科卒。1982年読売新聞入社。バンコク、プノンペン、ベルリンの各特派員を経て編集委員。米ハーバード大日米関係プログラム修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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