内容説明
1980~90年代にかけて、非常に複雑な作品を作る一流の折り紙創作家の間で「昆虫戦争」という非公式の競作が行われました。本書はそれに捧げられたもので、世界の7人の創作家による12の昆虫作品が収められています。才能豊かな作家たちの作品はどれも精巧で上級者向けですが、複雑な工程を細かい折り図と丁寧な解説でわかりやすく示しました。展開図も5作品掲載!
目次
ウォン・パーク
セバスチャン・アレラーノ
マーク・カーシェンバウム
ダニエル・ロビンソン
ジェイソン・クー
シュウキ・カトウ
ロバート・J・ラング
著者等紹介
ノグチ,マルシオ[ノグチ,マルシオ]
ブラジル生まれの日系人。本格的に折り紙をするようになったのは、2000年代の半ばにアメリカに移住してから。それ以来、多くの折り紙創作家の作品のために折り図を描いてきた。OrigamiUSAの評議員で、日本折紙学会のサポーティングメンバー。アメリカのニューヨーク州ウエストチェスター郡在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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魚京童!
15
衛星、惑星、太陽、銀河、いやそれどころか宇宙全体は特定の法則に従ってる。けれどもちっぽけな虫は何か特別な力が働いてポンと生れ出てくるのだと思いたい2015/03/01
つたじゅん
4
てんとう虫を作ってみたらしいが、イマイチはまらず。虫好きならいいのかも。2016/03/18
are
1
上級者向けの本。ラングさんのスズメバチとシュウキ・カトウさんのカミキリムシの2つが最上級。普通の折り紙用紙でカミキリムシ作ろうとしたら、折り畳みまではなんとかなったが、仕上げで紙の厚さの限界がきて断念。いつかリベンジしたい。2021/08/12