『ラットレース』から抜け出す方法―「私」をわからなくする世の中の無意識ルール

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  • サイズ B6判/ページ数 268p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784905425939
  • NDC分類 114
  • Cコード C0010

出版社内容情報

この本は、「私たちがほんとうは誰であり何者なのか」という疑問をわからなくさせる無意識のルールに探りを入れている。/

内容説明

この本は行動以前の問題、「考え方」を学ぶ本です。人生の目的がお金でないのなら、あなたはなにをしているのか?一九六六年発売以来米国ではいまもなお売れ続けるロングセラー!!

目次

1 極秘事項
2 白と黒のゲーム
3 正真正銘のまがいものになる方法
4 世界はあなたの身体だ
5 それで?
6 それ

著者等紹介

ワッツ,アラン[ワッツ,アラン] [Watts,Alan W.]
1915年生まれ。イギリス・ケント州出身。7歳の時から寄宿舎生活を送り、10代で中国や日本の文化に本格的な関心を寄せはじめた。19歳で最初の著書『The Spirit of Zen』を書き上げる。1938年にアメリカに移住し、監督教会“エピスコーパル・チャーチ”の聖職者になり、ノースウェスト大学の牧師を勤める。聖職から完全に退いたのちはサンフランシスコに移り、アジア研究院アメリカン・アカデミーのスタッフ、ひいては理事長として、数年にわたり活動を行う。42歳でアカデミーから身をひき、以後はフリーランスのライター、講師、ブロードキャスター、哲学者、そして「哲学的エンターテイナー」としての道を歩みはじめる

竹渕智子[タケブチトモコ]
1958年東京生まれ。獨協大学外国語学部英語学科卒業。数年間編集者として勤務したのち、夫とともに群馬県に移り就農(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Aya

22
「タブーの書」著者が体得した新しい「私」感覚とは?宇宙、哲学、神話、宗教…あたりまえになってしまっていることを問う。1966年に書かれたものだが古さはなく、むしろ新しくさえ感じられる。このルールブック的な本、ページを追うごとにどんどん思考のグルグルに嵌っていく感覚で進む。あらゆる哲学、思想が登場しては消え、さらに東洋思想も加わって著者の知識の広さを感じた。「全ての個人は全体のユニークな発想」という言葉は好き。2015/11/12

Rienco

2
★★★ 題名だけ読むとよくある自己啓発本かと思ったが、意味が分からなく悔しい。また時期をみて読み直したい本。哲学、宗教、色んな角度からの見方。村上春樹を連想させる。何故、私はこの本を手にしたのだろう?2016/01/18

おひさ

0
西洋人から見た、東洋思想の世界。 60年代のカウンターカルチャーとは、なんだったのかのカラクリを見た!という感想。 ヴエーダーンタ哲学を押している。 2015/01/04

ノllロ

0
①「皮膚に閉じ込められた私」という自己認識はまやかしだという。「皮膚に封じ込められた孤立した『エゴ』」として、自らを意識しつづける」という「通常の自己感覚はくわせものである」。ヴェーダーンタ哲学は世界についての「たとえ話」を神話的に表現する。世界は「神さま」の「かくれんぼ」であり、「自分が自分ではないふりをする」ことで成立する。「神さまが隠れる側になって、君や私のふりをする」。「彼はそれをやりたかったのさ。」「内側と外側は同じもの」。四方八方でかくれんぼをしている「ただひとつの〈自己〉があるだけ」だと。2021/06/03

ぐぐ

0
アランワッツという人の本が読みたくて探して渋々これを読んだ。 なぜ渋々か?題名がダサすぎる。原題は「The Book」。 訳者のセンスを疑う。内容も題名と関係ないし。 本文はまわりくどくてネチネチ感がかなりある。 でも、それを含めても要所要所でかなりすばらしい言葉があって感銘を受けた。 この本が書かれたのは1966年。 今もなお色褪せない思考がこの本にはある。

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