内容説明
アメリカの援助と政策に依存するしかなかった戦後東アジア(中国・日本)の復興過程はいかなる結果をもたらしたかを歴史的に検証する。
目次
序章 東アジアにおける経済統合の歴史的意義(東アジア経済の世界史的位置;戦後初期のアメリカと東アジア)
第1章 抗日戦期・戦後初期のアメリカの対中戦略(アメリカの対中政策に対する評価;抗日戦争期のアメリカの対中政策 ほか)
第2章 アメリカの対日占領政策と中国の経済復興(初期のアメリカの対日占領政策;戦後中国の経済復興 ほか)
第3章 アメリカの「冷戦戦略」転換と中日関係(アメリカの戦略転換と対中政策;日本の貿易再開と中日関係 ほか)
著者等紹介
西川博史[ニシカワヒロシ]
1943年北海道生まれ。1970年北海道大学大学院経済学研究科博士課程修了。現在、北海商科大学商学部教授、北海学園北東アジア研究交流センター副センター長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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