内容説明
学級崩壊、児童虐待…と現在、学校教育、家庭教育は無政府状態といって過言ではない状況に陥っている場所もある。これらを正常化するには、幼児教育の建て直しからはじめ親心、親孝行の心を復活するところからやり直すしかない。最新の脳科学研究が明かした合理的な対応策は、日本人が昔から家庭で行ってきた伝統的子育てだった。
目次
第1章 日本の再生は教育の再生から(子供たちにいま何が!?「新型学級崩壊」の背景にあるもの;道徳の土台は愛着形成;星空を「じんましん」と言った小学生 ほか)
第2章 教育再生への課題と展望(「親学」の原点;児童中心主義が教育荒廃の原因;日本人の遺伝子をオンにする ほか)
第3章 親を支援するための「親学」(「愛着形成の不足」と「愛情不足」は明確に違う;全国に広がりつつある「親学」)
著者等紹介
高橋史朗[タカハシシロウ]
昭和25年、兵庫県生まれ。早稲田大学大学院修了後、米国スタンフォード大学フーバー研究所客員研究員。臨時教育審議会(政府委嘱)専門委員、国際学校研究委員会(文部省委嘱)委員、青少年健全育成調査研究委員会(自治省委嘱)座長、埼玉県教育委員長などを経て、明星大学教育学部教授。一般財団法人親学推進協会理事長、感性・脳科学教育研究会会長、NPO法人師範塾理事長、日本家庭教育学会常任理事、日本感性教育学会理事、日本健康行動科学会理事、日本仏教教育学会理事などを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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