内容説明
日本のすべての教師に勇気と自信を与えつづけるスーパー名著!子供にとって忘れられない教師となる秘訣!
目次
第1章 出会う(「失意」の子供へのいとおしさから始まる;子供の中に権威を打ち立てよ;不得意だから教育できる;雪谷小での二学期はこうして始まった;待つ)
第2章 ことを為す(小学校での公開授業で;音楽の楽しさを二九年間生きて初めて知った;「ツーウェイ文化」は「屈辱の鉄鎖」を解き放した;子どもチャレンジランキングの具体化;貧困なイメージに豊かな実践を閉じ込めてはならない)
第3章 出会いと別れ(授業が知性的になれば教室は静かになる;授業の中で子供は育つ;子供を知的存在として認める;子供たちの「向山洋一論」から;卒業;教え子との別れ)
著者等紹介
向山洋一[ムコウヤマヨウイチ]
東京都生まれ。68年東京学芸大学卒業後、東京都大田区立小学校の教師となり、2000年3月に退職。全国の優れた教育技術を集め、教師の共有財産にする「教育技術法則化運動」TOSS(トス:Teachers’ Organization of Skill Sharingの略)を始め、現在もその代表を務め、日本の教育界に多大な影響を与えている。日本教育技術学会会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
松村 英治
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概ね納得できるけど、不得意だから教育できる、というのはどうだろう。自分のできないからできない子供の気持ちが分かる…それは、気持ちがわからないよりはいいだろうけど、気持ちがわかってあげられればそれでいいのか。気持ちがわかってあげられても、できるようにしてあげられなければやっぱりプロではないと思うし、向山洋一は当然指導技術も磨いて、気持ちもわかった上で徹底した指導をしたんだと思う。2016/01/31
Ryo Hashimoto
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権威を立てること、初めにしっかりさせるなど、知って役に立つものがいくつも書かれていた。2015/09/11
田中彰英
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教師として、子どもに誠実であれ。つまり、子どもの「できない」を「できた」に変える技術を持つ。そのために学び続ける者であれ。2023/05/04
田中彰英
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チャレラン、遊びの重要性についての記述。教室でできる遊び。熱中できる遊び。空き缶積み。空き缶家から持ってきてもらうか?5分休憩が長い。やることがなくて遊ぶ。それを注意するのもアホらしい。席でできる遊びはないものか。2023/04/23