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カルチョメルカート劇場―世界一クレイジーな移籍市場の秘密をすべて教えよう

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  • サイズ 46判/ページ数 384p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784905349563
  • NDC分類 783.47
  • Cコード C0095

内容説明

土壇場の心変わり、嘘、裏金、暗躍する代理人…欧州サッカーNo.1の移籍専門記者が明かす狂騒曲の舞台裏。わずか数分で天国と地獄を行き来する極限の人間ドラマ―移籍マーケット。その舞台の中で生きてきた彼だけが知る会長、監督、スター選手の真の姿とは?

目次

夢の見本市
ここにサインを
時にはノーと言うことも
運命の印
一騎打ち
俺がダービーに勝たせてやる
イタリアの兄弟
国家的関心事
「騎士」と「ボス」
ロナウドからロナウドへ
「もしもしメッシ?モウリーニョだが」
「10番」のメルカート
ラストミニッツ
空港ターミナル
五つ星ホテル
ワンダという名のメルカート
イスラ・ボニータ(美しい島)
電話が変えた運命
偽装と秘密と精霊
サー・アレックスとドン・ペップ
監督たちのメルカート
明晰なる乱心
まるでお伽話

著者等紹介

ディ・マルツィオ,ジャンルカ[ディマルツィオ,ジャンルカ] [di Marzio,Gianluca]
1974年3月28日、ナポリ近郊カステッランマーレ・ディ・スタビア生まれ。父は70~80年代にナポリ、ジェノア、レッチェ、パレルモなどを指揮し、のちにコゼンツァ、ベネツィアのSDも務めたジャンニ・ディ・マルツィオ。パドヴァ大学在学中の94年に地元のTV局でキャリアをスタートし、2004年から『スカイ・イタリア』所属。父ジャンニを通して得た人脈を生かして幅広いネットワークを築き、移籍専門記者という独自のフィールドを開拓。2013年1月にジョセップ・グアルディオラのバイエルン入りをスクープしてからは、他の欧州諸国でも注目を集め、今やこの分野の第一人者としての地位を確立している

片野道郎[カタノミチオ]
1962年生まれ、宮城県仙台市出身。95年からイタリア・アレッサンドリア在住。ジャーナリスト・翻訳家として、ピッチ上の出来事にとどまらず、その背後にある社会・経済・文化にまで視野を広げて、カルチョの魅力と奥深さをディープかつ多角的に伝えている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ふぁきべ

6
サッカーの移籍市場が大好きな私としてはたまらない一冊だった。著者のディ・マルツィオ氏はイタリアの衛星放送Skysportで移籍市場についての番組を持っている移籍市場専門の記者で、イタリアのサッカー好きにとどまらず、欧州のサッカーファンで移籍市場をチェックしている人なら名前くらいは聞いたことがあるだろうと思う。こういった移籍の表に出てこなかった秘話や○○はどこどこへの移籍が決まりかかっていたとか、歴史だけでなくサッカー界にも「if」が付きまとうのだ。2021/06/07

Hayato

2
想像以上に豊富なエピソードの数々。そしてエピソードの質もすごい。直前の心変わりや横取り、接待。様々な状況が交錯して移籍が成り立つ。 ガットゥーゾのロシアから声かけられた話とかもう映画の世界。 ホテルやプライベートジェット、期限との戦いなど、華やかかつスリリングて、一度入ったら抜けられない世界なんだろうなと思った。 日本はあまりこうした移籍の仕組みや移籍そのものをフィーチャーした発信は少ない気がするから、もう少しリテラシーつけた方がファンも楽しめるんじゃないかなと思った。2025/02/21

らいおんず

1
イタリアのフットボール界における選手の移籍市場の裏側をドラマチックに、またリアリスティックに描写されている。そこには選手だけではなく、家族や代理人、クラブ側と様々な思惑が交錯されているのだと知る。移籍が成立しニュースで報じられるまでに多くの人間が関与していて試合とはまた異なったフットボールの魅力がそこにはあった。2025/02/08

Wassssup_mymen

1
海外サッカー(主にセリエA)の移籍事情の裏側を詳細に描いた一冊。アナログからデジタルへの移行は進みつつあるけど意外にも移籍市場はまだアナログ的な側面が多い。だけどその手間があるからこそ生まれるドラマがある…という印象だった。ジーコ、中田など日本に縁のある選手からロナウド(インテルの方の)、ペップなどサッカー好きには堪らない選手や監督などの裏事情も知れたりでサッカー好きとしては面白かった。 2022/02/26

kimrahimovic

1
今もそうなのかわからないけど、イタリアでは移籍期間の最終日には申請窓口が設置されたホテルにチーム関係者、オーナー、代理人、選手本人などが集まり、ギリギリまで丁々発止の移籍交渉をやり続ける。期限にギリギリ間に合わず、扉の閉まったブースに書類を投げ込む代理人の話には笑った。 そりゃあ移籍に揺れる選手のパフォーマンスは落ちるわな。2021/07/02

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