感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ワッピー
42
レバレッジ・リーディング読書会:推薦本の基礎資料として。落合氏初読。自分が直接関わっていない分野のため、技術的側面のすごさはあまり実感できていないが、氏の主張するコンピュータは人間の能力を拡大していくものであるという技術的思想性、そしてアートの進化と方向性については若干理解できた。人間がアートを表現するとき、そのメディア(媒体)が岩壁のような巨大なものから次第にポータブルなものへ移行していった経緯、そして媒体=人間の過渡期、さらにはコンピュータによって人間もまた表現されるものになり、すべてがメディア化⇒ 2021/01/07
kana
35
著者によれば「映像の世紀」の次にやってくるのは「魔法の世紀」だといいます。メディアアートというものを恥ずかしながら知らなかったのですが、人間中心主義を超越し、異なる次元の問題を等価に処理することで、あらゆる場所に同時に存在しているように振る舞える世界を私も見てみたいです。魔法という割にメディアの歴史と未来を時に専門用語も交えて多方面から書き尽くしていて、決して易しくないその骨太な内容が、口先だけのビジネス書とは一線を画していて逆に好印象。飲みながら延々と話を聞いていたくなるような夢とロマンがありました。2015/12/27
アキ
19
先日美術館で「魔法の美術館」というデジタルアートを見た。今後のアートはこうなのかと面白さ半分・落ち着かなさ半分だった。20世紀は映像の世紀で、21世紀をコンピュータを根本理念とする「魔法の世紀」と著者は呼ぶ。アーサー・C・クラークが「充分に発達した科学技術は、魔法と見分けがつかない」と。ディズニーの目標はこの世界に魔法の王国を作る。「アナと雪の女王」での雪のシーンはパーティクル演算技術を使用しており、論文化している!アートもコンピュータの時代。著者の言うデジタルネーチャーがこれからの常識を変えるのだろう。2018/08/01
エジー@中小企業診断士
18
再読。落合陽一氏の初の単著であり編集者は宇野常寛氏。彼の「デジタルネイチャー」はリアルとバーチャルの対比構造がコンピュータによって読み替えられ、作り変えられる世界を表す固有名詞である。ユビキタスコンピューティングとプリンティングテクノロジーによって再構成され、人間がコンピュータを操ったり、コンピュータが人間を操作する自然。あらゆるものに「コード化圧力」が働き、知能・物質・空間・時間を含む世界のあらゆる存在と現象がデジタルに記述される。物理的な空間にバーチャルが染み出す世界。攻殻機動隊の「人形使い」の思想。2025/03/29
kubottar
17
落合陽一氏の考え方は独特で本当に面白い。我々はコンピューターを使って日々便利な暮らしを享受しているが、それはコンピュータ自身が成長するために人間を利用しているとしたら・・?2019/01/20
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