内容説明
子育ての渦中で、思いもかけず病に陥る。次々と押し寄せる壁―。有為の奥山を越えて浅き夢みじ酔ひもせずの境地に辿り着こうと歩む剣道に生きた夫との人生。
目次
1 伏見由男との出会い(伏見由男との出会い;結婚決まる;新婚時代 ほか)
2 うつを越えて(病の詩(初期―こわれた心)
病の詩(中期―病に苦しむ)
病の詩(後期―有為の奥山) ほか)
3 幽玄の舞(包越の愛(伏見と父とのこと)
中年の戯言
結婚二十年に寄せて ほか)
付 珠玉の花びら―娘、息子、青春、父、母
著者等紹介
伏見千鶴子[フシミチズコ]
1935年東京生まれ。明治大学英文科、早稲田大学英語専攻科卒業。私立女子高の英語教師を10年勤める。結婚、出産後、家庭に入る。後年、再び英語講師をした後、労働省の青少年職場相談員を数年勤める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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