内容説明
日本人の精神と文化の基層へ―古代、近代、現代文明そして沖縄にわたる壮大な思索が、やがて庶民のなかに人間の豊かさや崇高さを発見する民俗学へと集約されてゆく。その軌跡を示す初期の評論と講演を中心に収録する。
目次
常民への照射(抄録)(無告の民;近代の暗黒;近代文化と庶民生活 ほか)
評論(孤島文化論;遠い他者と欠けた自己―差別への一視点;土着観念の再生を ほか)
講演(フォークロア入門;ニライカナイとトコヨの思想;民俗からみた天皇 ほか)
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