目次
序章 日本開化の先駆者(サンフランシスコからの手紙;岩倉使節団の背景;西欧外交官が見た閑叟;国際外交と閑叟の動き)
第1章 算盤大名(第十代藩主直正の登場;抜本的な産業政策;厳格な弘道館の教育;洋学への貪欲な取り組み)
第2章 蘭癖大名(「鎖国」という言葉;蘭学研究;砲術への取り組み;海軍の育成;オランダ人との交流)
第3章 肥前の隠居(鍋島家の格式;鍋島直正の隠居;長州征討における動向)
第4章 慶応から明治へ(幕府の終焉と鍋島直正;戊辰戦争と佐賀藩;奥羽越列藩同盟;廃藩置県;直正公の最期)
著者等紹介
杉谷昭[スギタニアキラ]
1928年、島根県生まれ。1953年、九州大学文学部史学科卒業。国史学専攻。文学博士。佐賀大学教授、久留米大学教授を経て、現在、佐賀県立佐賀城本丸歴史館館長。佐賀大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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