目次
第1章 テーパリングとは何か(テーパリングの定義;ピーキングの定義;テーパリングvs.ピーキング:意味の違い ほか)
第2章 テーパリングのメカニズム(なぜテーパリングをするとピーキングにつながるのか;「フィットネス‐疲労理論」とはどのような理論か;超回復理論vs.フィットネス‐疲労理論 ほか)
第3章 テーパリングの実際(科学的知見に基づくテーパリングのガイドライン;科学的知見に基づくテーパリングのガイドラインが当てはまらないシナリオ;戦略的な「pre‐taper overload training」の利用 ほか)
著者等紹介
河森直紀[カワモリナオキ]
1979年神奈川県生まれ。埼玉県育ち。大学卒業後、アメリカ・オーストラリアの大学院に留学。2008年に博士号を取得。その後、シンガポールの政府機関であるSingapore Sports Councilや日本の国立スポーツ科学センターにS&Cコーチとして勤務し、それぞれの国の代表選手に対するトレーニング指導を担当。オリンピックや世界選手権に向けたテーパリングの計画・運営にも携わる。2017年にフリーランスのS&Cコーチとして独立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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バトルランナ-
11
3点。 この本読んでジムのオーナーが大成功してた。 良く成功したなぁ!と言うのが感想。 糞超回復論がまだまだ蔓延っているのを一矢報いている感じもするが、持久系の競技も合わせて論じてるので応用しにくい。今週末の全日本には間に合わないな。どちらにせよ。2021/03/24
ヤスダ
2
★3 理想論だけでなく、様々なシチュエーションを考慮した最適案も提案してあり、汎用性が高いと言える。 テーパリングを上手く使いこなせるようになってピーキングの成功率を高めていきたい。2020/02/23
ブク
1
最適なテーパリングによってい期待できるパフォーマンス向上の効果は平均3%とされており、一見それほど効果が高いと感じられないが、テーパリングの要諦が「テーパリングによって積極的にパフォーマンス向上を狙っていくというよりも、最後の調整段階で失敗して「やらかさない」こと」であることを考えると、試合等に臨む上でやはり最後の調整の重要性は非常に高いと感じた。2019/09/08