出版社内容情報
戦いの予兆が! シリーズ最高潮第3作。 ヒメカのクニを逐われて縄文のムラに身をよせたポイシュマ。交易の旅でおとずれた塩のムラで耳にした不吉な木の衣を着た民の噂。それは災厄と戦いの前ぶれだった 中学・高校
内容説明
悠久の昔。国土は月神の統べる深い森におおわれ、ムラびとたちは自然の恵みに感謝してくらしていた。あるとき、海の向こうから日の神を奉じる民がやってきてクニをたて、数千年の平和が破られた。戦乱の予兆のなか、いにしえの予言どおりふたりの少年が、それぞれの宿命の道を歩み始める。「星の子」であるしるしの翡翠色の目をしたポイシュマと、高貴な血を引きながらクニを逐われたワカヒコ。敵味方をこえ友情を結んだふたりだったが、交易の旅に出かけた塩のムラで、アヤのクニで、また絶体絶命の危機におちて―。『月神の統べる森で』(野間児童文芸賞受賞)『地の掟月のまなざし』に続くシリーズ第三弾。
著者等紹介
たつみや章[タツミヤショウ]
1954年生まれ。明治大学文学部史学地理学科卒。1991年、『ぼくの・稲荷山戦記』で講談社児童文学新人賞を受賞してデビュー。その後、『夜の神話』『水の伝説』(以上いずれも講談社)の《神さま3部作》を発表、『水の伝説』で1996年度の産経児童出版文化賞JR賞を受賞。本作と連作をなす『月神の統べる森で』(講談社)で、1999年度の野間児童文芸賞を受賞する。他の作品に、『地の掟 月のまなざし』(講談社)『じっぽ』『スズメぼうし』(あかね書房)などがある。熊本県在住
東逸子[アズマイツコ]
佐賀県生まれ。東京芸術大学デザイン科卒。エッチングでイラストレーターとしてのスタートを切る。以後、ドローイング、造形などでも独自の世界を開拓する。主な作品に『マザーグース・ファンタジー』(矢川澄子/訳 すばる書房)『グリム幻想』(古井由吉/文 パルコ出版)『左手のパズル』(萩尾望都/文 新書館)などがある。『光と闇の結婚』『テュリス』『MONUMENTS』などの個展で銅版画作品を発表している。神奈川県在住
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感想・レビュー
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