目次
第1章 勃つうちが花(勃つうちが花;どんな境遇にあっても、人生はさみしいもの ほか)
第2章 「人生の保険」は不要(“微酔”の楽しみに気づく;幸と不幸は表裏 ほか)
第3章 自分に折り合いをつける(潔さこそ晩年の処し方;溜め息をつくな ほか)
第4章 独生 独死 独去 独来(気位とは品位を重んじること;子孫に美田を残すのか ほか)
著者等紹介
安藤昇[アンドウノボル]
大正15(1926)年5月24日、東京生まれ。特攻隊から復員後、28歳で安藤組を結成、渋谷を本拠とする。昭和33年、横井英樹襲撃事件で服役。出所した39年に安藤組を解散、映画界に転身。58本に主演するなど人気俳優として一時代を築く。現在は作家、映画プロデューサーとして活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ハザマー
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貸した金、世話したことは、相手が不義理しても忘れる度量 を持つ生き様がいいね。なかなかマネできないが、そんな思 いで生きたいものです。 金は溜め込むな、あの世に持って いけない、女はいつまでもできるなど短くはっきりしとした 言葉での内容は分かり易くて男としての本能を表してますね。2015/03/23
芥川直木
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短くまとめられていて、要点がわかりやすい。というか、難しい抽象的なカッコイイ表現はない。お堅い自己啓発本とは、まるでかけ離れていて、親近感があり。これなら、自分でも無理せずにできそう。だけど対象年齢は60歳くらい。2014/01/29
うみ
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自分と違う世界に生きている人の自伝は面白いですね。 軟弱な現代の若者なんでこういう剛胆な人の本は良い刺激になります。2013/08/08
なおぽん
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大好きな安藤昇の本。たまにこの人の本を読むと、人生の無駄が削がれて自分という刀を研いでいるかのような感覚に陥る。現代において、戦争に出た人達もほとんど居なくなってるからか、おじさんや年寄り達ですら小物だらけ。男は美学や品や粋さで磨き上げていかねばならない。あとのことは気にせず今を生きる。お金は使うもの。勃つうちが花。二言なし。歳を取ったら一歩引く。若いものに口うるさくならない。女に媚びない。酒も女も腹五分目。物より経験につかう。我は我なり。若いうちはガムシャラに。2023/03/13