出版社内容情報
おおいそぎでさがしてくるから。おばあちゃん、ここでまってて!・・・トンタのちっちゃなぼうけんを、あたたかく描いたおはなし。こぶたのトンタは、おばあちゃんといっしょにニギヤカマチにでかけます。病院、洋品店、めがねや、喫茶店へ・・・。たくさんよりみちしたあとに、おばあちゃんがいいました。「あら、つえがない!」ーートンタのちいさなぼうけんを、あたたかく描いたおはなし。
森山京[モリヤマミヤコ]
著・文・その他
内容説明
こぶたのトンタは、おばあちゃんといっしょにニギヤカマチにでかけます。「カバヤマ・クリニック」、「スミレようひんてん」、めがねやの「カクカクどう」、「カフェ・チロリン」…たくさんよりみちしたあとに、おばあちゃんがいいました。「あら、つえがない!」―トンタのちいさなぼうけんを、あたたかくえがいたおはなし。
著者等紹介
森山京[モリヤマミヤコ]
1929年東京都生まれ。コピーライターとして活躍後『こりすが五ひき』で講談社児童文学新人賞佳作入選。「きつねのこ」シリーズ(あかね書房)で路傍の石幼少年文学賞、『あしたもよかった』(小峰書店)で小学館文学賞、『まねやのオイラ旅ねこ道中』(講談社)で野間児童文芸賞など受賞多数。子どもやそのまわりのおとなたちの姿をあたたかく、真摯に描いた多くの作品が愛され続けている。2018年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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anne@灯れ松明の火
25
新着棚で。おばあちゃんの忘れ物を探して、トンタ、がんばる! おばあちゃんと行ったお店などを尋ねて歩く。街の人とのふれあいが温かい。森山さん、もっともっと書いてほしかったなあ。100%ORANGEさんの絵が、色数を抑えて、オシャレ♪2018/12/25
木漏れ日の下
19
下の子との共読。トンタとおばあちゃんのお出掛けのお話。月に一度膝の治療の為ニギヤカマチに行くおばあちゃんについて行くトンタ。病院の後のあっちこっちへ寄り道しつつさぁ、帰ろうとしたら・・・大変!おばあちゃんの杖がない。トンタは寄り道したお店を回りながらおばあちゃんの杖を探します。100%ORANGEさんの絵がコミカルで可愛かったです。中表紙の色々なお店のロゴがまた可愛い!2019/01/25
mntmt
15
こういうことって、たまにあるかもしれないけど、子どもにとっては、大人になっても覚えている、あたたかい思い出になるかもしれない。2018/12/08
遠い日
14
森山京さんを偲んで。おばあちゃんと孫のトンタの迷(? )コンビぶり。町へのお出かけの、小さなエピソードがどれも楽しい。おばあちゃんの忘れ物を、バスが来るまでの20分で探し出すトンタの活躍が見もの。でかした!トンタ!自分の忘れ物にまで気がつくなんて。2019/01/21
退院した雨巫女。
12
《図書館-新着》杖が見つかってよかった。いいお孫さんですね。おばあちゃん。2022/04/21