内容説明
知恵と想像力にみちためくるめくアラビアン・ナイトのおはなしを親しみやすい文と美しく壮大な絵で贈ります。代表的な三つの物語「アリババと四十人のとうぞく」「アラジンとまほうのランプ」「空とぶ木馬」をおさめた、何度も読みたくなる一冊です。
著者等紹介
中川正文［ナカガワマサフミ］
１９２１年奈良県生まれ。龍谷大学卒。児童文学作家、児童文化研究者。影絵や児童劇の演出家として活動するかたわら、京都女子大学教授、日本児童文学学会会長、日本保育学会理事、大阪府立国際児童文学館館長、財団法人大阪国際児童文学館理事長などを歴任。児童文化功労賞、京都府文化功労賞、龍谷賞受賞。２０１１年没
赤羽末吉［アカバスエキチ］
１９１０年東京生まれ。１９３２年満州に渡り、１９４７年帰国。戦後は子どものための絵の仕事に情熱をそそぎ、数々の名作絵本を生み出した。「ももたろう」（福音館書店）「白いりゅう黒いりゅう」（岩波書店）でサンケイ児童出版文化賞、「スーホの白い馬」（福音館書店）でサンケイ児童出版文化賞、厚生省児童福祉文化奨励賞、アメリカ・ブルックリン美術館絵本賞など、受賞多数。１９８０年には国際アンデルセン賞画家賞を受賞。１９９０年没（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
どら母 学校図書館を考える
13
勤務先の学校の子どもに、アラビアンナイトは無いの？と、リクエストされて、地元の図書館で探してみた。1971年刊行の学研の本「アラビアンナイト」の復刊。中川正文さんの文、赤羽末吉さんの挿絵がすばらしい。 シンドバットの良い本、無いかな？2016/08/12
ツキノ
13
アラビアンナイトの中でも代表的な三つの物語「アリババと四十人のとうぞく」「アラジンとまほうのランプ」「空とぶ木馬」が収録されている。読みやすい文体。2015/09/08
ともゆき
10
読み聞かせ。新たな発見あり、大人も楽しめた。2017/02/24
fumi
4
こども用に図書館で借りてきたのだが、大好きな物語なので、読んでみた。何度読んでも、知恵があふれるお話で興味深い。こどもに、このワクワクを感じてほしいと思う。2021/10/09
わちゃこ
4
子供のころ「アリババと40人の盗賊」を繰り返し読んだ記憶があり、また読んでみたくなりました。この本には、他に「アラジンと魔法のランプ」「空飛ぶ木馬」がおさめられています。どれも、欲に対してとっても正直で、面白いお話しでした。読みながら次はどうなるのか？とハラハラしました。 挿絵でカラーの赤羽末吉さんの絵が入っていて、それも見どころです。2017/10/07
