内容説明
ある家族4世代が過ごした100年の記録。10年ごとに刻々と価値観が変わり、すれ違う思い。そのなかで、変えてはならないものを若い世代に伝えたい。
目次
第一章 渡されてきたバトン―歴史に学ぶ
第二章 高度経済成長時代からグローバル・「新自由主義」時代へ―昭和後期(1970~89)・平成(1989~2019)・令和(2019~)
第三章 バトンをつなぐ―現在から未来へ
1 2021年、健康自慢の私が「がん!」
2. 「病名告知」が「死の宣告」?
3. 入院―セカンドオピニオン―転院・手術、とりあえず生還
4. 2021年、軽快期―さまざまな死
5. 2022年、リンパ節遠隔転移―再発
6. 抗がん剤投与
7. コロナに罹患
8. 生物としてのヒト―死すべきもの
9. 副作用が定型化してきた
10. どうせ死ぬのなら―楽しい時で満たそう
11. じたばた生きる―あと何回満月を見ることができるのか
12. 2023年6月、デュルバルマブ投与始まる
13. したいことを1つ1つ実現していく
14. 抗がん剤投与終了、三年目のがん遺伝子プロファイリング検査
15. LIVING 生きていく Well―being(ウエルビーイング、しあわせ)
16. ゲノム治験に参加―闘病は続く
17. 改めて「人生の終焉」について
著者等紹介
櫻井和代[サクライカズヨ]
1950年、福島県生まれ。仏教大学卒業。介護福祉士。訪問介護職員養成所研修、社会福祉協議会人材研修、日本社会事業大学大学院、介護支援専門員などで講師を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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