「土地と財産」で読み解く日本史

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「土地と財産」で読み解く日本史

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  • サイズ 46判/ページ数 279p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784569843964
  • NDC分類 210.04
  • Cコード C0021

出版社内容情報

元国税調査官が、「大化の改新」以降の土地と財産の歴史にガサ入れ!
日本の「土地と財産」の歴史は、ほかの地域に比べてかなり変わったものである。日本では古来、大資産家や豪族の持つ広大な土地、財産を没収し、国民に分け与えるということを幾度も行ってきた。中世以降、土地や財産の一極集中はあまり進まず、近代にいたるまで貧富の差はそれほど大きくならなかった。江戸時代の農村などでは、農地を村全体の共有財産としているような地域もあったのだ。本書では「班田収授の法」や地租改正などの世界史上まれにみる土地制度の変遷をたどり、日本の本質に迫る。
●蘇我氏暗殺は「土地の国有化」のため/●大地主だった中世の寺社/●信長が「直轄領」をほとんど持たなかった理由/●明智光秀の「本能寺の変」の一因は、信長独特の領地政策にあった/●徳川家康は“史上最大の資産家”だった/●事実上の農地解放だった“地租改正”/●中途半端な土地規制がバブル崩壊を招く

内容説明

「『応仁の乱』の原因は、将軍家の土地不足」「250年の平和を生んだ家康の隠し財産」…。ぞくぞくするほど面白い!歴史を動かしてきた土地制度とカネの話。

目次

古代日本に誕生した超強力政権
墓穴を掘った平安貴族たち
源平合戦は国家体制をかけた戦いだった
応仁の乱―なぜ日野富子は「金の亡者」だったのか
大地主だった中世の寺社
信長の国家改造計画
なぜ秀吉の直轄領は家康よりも少なかったのか?
徳川家康は“史上最大の資産家”だった
意外に公平だった江戸時代
明治維新は“農地解放”だった
財閥、貧民、マイホームブーム―混沌の戦前社会
「財閥解体」が生んだ高度成長
なぜバブルは崩壊し、格差社会が再来したのか

著者等紹介

大村大次郎[オオムラオオジロウ]
元国税調査官。国税庁に10年間、主に法人税担当調査官として勤務。退職後、ビジネス関連を中心としたフリーライターとなる。ベストセラーとなった『あらゆる領収書は経費で落とせる』(中公新書ラクレ)をはじめ、税金・会計関連の著書多数。一方、学生のころよりお金や経済の歴史を研究しており、関連の著作もある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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サトシ@朝練ファイト

25
日本史を読み解く指標として「土地と財産」を取り上げていますが、あくまでも「切り口」としては面白いけどねえ?2020/03/15

akiakki

7
日本史における土地制度で気になるところがあったらとりあえず引っ張り出す本。今回は豊臣政権時の豊臣家と徳川家の直轄領が気になったので再読。広く浅く紹介されているので詳しく知りたければ個別に調べるしかないが、取っ掛かりにはなる。2024/09/09

Ryo

7
書名の通り様々な日本の歴史の転換点を「土地と財産」で読み解く。この本の土地と財産ってのは、一言で言えば税制の話だ。税制に視点を移すといわゆる日本史からは見えてこない事がたくさん見えて来る。あぁだから関東武士っていうのかーから始まり、だから義経は消されたのかーとか、なるほどそりゃあ明智光秀も謀反起こすわなーとか、歴史上なんとなく謎っぽく扱われてる事や不可解な事が明瞭に腹落ちする。見る場所を少し変えるだけでこんなに説明がつくのだと感心した。武士は征夷大将軍を目指すものだという歴史学者との対比がまた面白い。2020/01/11

kuppy

4
大化の改新を期に中央集権国家を作った日本だったが、豪族、寺社勢力の抵抗、飢饉などをきっかけになし崩しに私有(荘園等)を認めていく。平家、源氏、足利、戦国時代から江戸時代まで時の為政者たちを私有地の獲得、港での貿易、鉱山開発、それによる懐具合により読み取っていくところも興味深い。最後の今の日本の貧富の差の問題、貧しいことを個人に押し付けてしまう世相について警鐘を鳴らす。2023/02/10

バーベナ

4
切り口が良い!これなら歴史が苦手でも楽しい。2020/05/21

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