出版社内容情報
音楽との出会い、様々な思い出にまつわる歌、著者自身が作った歌…。韓国を代表する作家ハン・ガンの繊細な感性に触れるエッセイ集。「歌は翼を広げて、私たちの生の上へと滑り出す。歌がなくて、その翼で生の上へと滑空する瞬間すらもなかったら、私たちの苦しみはどれほど重さを増すだろうか」――本文より
ハン・ガンが「書きたいのに、書けなかった」と回想する時期に生まれた本書には、音楽との出会い、さまざまな思い出にまつわる歌、著者自身がつくった歌について綴られている。著者の繊細な感性に触れるエッセイ集の初邦訳。
巻末にはオリジナルアルバムの音源情報も収録!
日本の読者の皆さんへ
1.くちずさむ
2.耳をすます
3.そっと 静かに
4. 追伸
訳者あとがき
ハン・ガン オリジナルアルバム
ハン・ガン[ハン・ガン]
著・文・その他
古川 綾子[フルカワ アヤコ]
著・文・その他
内容説明
本書には、音楽との出会い、さまざまな思い出にまつわる歌、著者自身がつくった歌について綴られている。またハン・ガンのオリジナルアルバム音源情報も巻末に収録!著者の繊細な感性に触れるエッセイ集の初邦訳。
目次
1 くちずさむ(歌の翼;紙のピアノ ほか)
2 耳をすます(菩提樹;母さん姉さん ほか)
3 そっと静かに(十二月の物語;私の目を見て ほか)
4 追伸(黒い海辺、その笛の音;ごあいさつ ほか)
著者等紹介
ハンガン[ハンガン]
韓江。1970年、韓国・光州生まれ。延世大学国文学科を卒業後、1993年に季刊『文学と社会』に詩を発表、翌年のソウル新聞新春文芸に短編小説「赤い碇」が当選して文壇デビューを果たした。『菜食主義者』で2005年に韓国で最も権威ある文学賞と言われる李箱文学賞、2016年にマン・ブッカー賞国際賞を受賞。小説や詩のみならず、絵本や童話の創作や翻訳も多数手がけている。韓国小説文学賞、今日の若い芸術家賞、東里文学賞など受賞多数
古川綾子[フルカワアヤコ]
神田外語大学韓国語学科卒業。延世大学校教育大学院韓国語教育科修了。第10回韓国文学翻訳院翻訳新人賞受賞。神田外語大学講師。訳書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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